Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

板垣のあったかいまなざしー『風林火山』鑑賞記

2007-01-15 23:42:36 | S.Chiba
           『風林火山』
         第2回「さらば故郷」

 今回、戦闘シーは無く勘助の生い立ちを描きつつ、武士として生きる場所を、必死にを探し求める姿が描かれる。その中で、実の家族や育ての親との関係、苦悩と悲しみの中、一人逞しく生きていく道を選ぶ姿が描かれる。そして、再び第一回で登場した地、ミツの元へと勘助が戻るところまでが描かれる。
 一方、勝千代、後の信玄も、父と対立し、疎まれ始めた自分の境遇に、少なからず傷ついていた。  
 そこで、千葉ちゃん板垣の出番!弟との、御前試合の一手一手を、じっと見守る姿。傷ついた勝千代に寄り添い、そっと、木刀を手渡す表情がなんとも良い。
 前回が”動”ならば、”静”の演技が際立つ、第二回でした。

 今回、カメラはじっとベテラン俳優の演技を追う。どのシーンでも、その表情・演技をじっくり味わい、落ち着いてストーリーの入っていくことが出来た。
 唯一、激しさを増す後半の竹林での戦いのシーンではカメラが、下から上から勘助を追うやや長回しの殺陣のカットにわくわく。勘助のだんだん鋭くなっていく眼光、力のこもった立ち回りが、バックの太鼓の音と共に、心地よい迫力で迫ってきてとても良いシーンでした。

 サントラも、二回まで見たところでは、あまり大音量過ぎず良し。戦うシーンの始まりを伝えてくれるような太鼓の音も、迫力を増してくれて、良い感じです。

次回、物語は勘助・晴信、共に、激しく動き出す予感。それに連れて板垣も、動き出す?!おなかの大きくなったミツにも注目!わくわくして一週間過ごせそうです。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 情熱のリズムー深作欣二監督... | トップ | 帰国メンバー参加ー新テコ同好会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿