神田川の上流に向かう散歩をスローペースで進めています。
庭園やホテルで有名な「椿山荘」が神田川沿いにあることは、Google Mapで確認するまで知りませんでしたが、その椿山荘の隣にある「肥後細川庭園」に寄り道しました。
肥後細川庭園は幕末期に肥後熊本54万石の藩主細川越中守の下屋敷だったそうです。軽い気持ちで寄ってみましたが、とても良い庭園でした。
タイトル写真は、奥にある大正ロマンの雰囲気を残す「松聲閣(しょうせいかく)」を中心に神田川同様、池のリフレクトを入れて撮影しました。都会の中にもかかわらず、強く四季を感じることができる、まさにリアル「箱庭」。
りっぱな松の木を見つけたので撮りました。大きさもさることながら、枝振りがとても立派で印象に残ります。
※Apple iPhone13で撮影:1/2967sec F1.6 ±0.0EV 32mm相当 ISO50
タイトル写真の逆位置から撮影したものです。
マンションが悪いわけではないのですが、せっかくの庭園も文化的な建造物が入ってくるだけで風情が下がってしまうのが不思議です。
※Apple iPhone13で撮影:1/2899sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
肥後細川庭園の隣にある椿山荘の一部を神田川沿いから撮影しました。
雰囲気ある門構えから、中の建物は何に使われているのか?歴史ある建物なのか?などと妄想するのも楽しいものです。
※Apple iPhone13で撮影:1/2222sec F1.6 ±0.0EV 30mm相当 ISO50
この庭園はたいしたものです。
東京都内の庭園は良く手入れされているところが多いですが、アピールもされていないので、人が賑わうことは少ないと思っています。その中でも肥後細川庭園はお宝を見つけた気分です。
しかし公共機関でのアクセスがあまり良くないのが玉に傷でした。
帰りは都電荒川線で山手線の大塚まで出て川崎駅まで帰りましたが、たっぷり1時間かかってしまいました。
せっかく都電に乗ったのに、その勇姿をカメラに収めておくのを忘れてしまったのが非常に残念でしたが、またここに来る理由ができました。楽しみです。