goo blog サービス終了のお知らせ 

ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

精神は上々、肉体は限界

2009-05-28 22:03:13 | 日常
               
            近くの池周辺。初夏の緑に染まっています。

7時40分起床。順調に朝の一連の作業を終え、朝食完食。10時過ぎに業者さんが新しい車椅子と玄関スロープを持って来ることになっていて、また騒動が持ち上がるかと心配していましたが、三女も来て玄関先で30分近く使い勝手をあれこれやっていたのに、来訪に気付かなかったのか、その間居間で1人静かにテレビを眺めていてくれました。

ヘルパーさんのことは、来るなり「どうぞここにお座り下さい」と自分の隣を指してすぐにおしゃべりを開始するほど歓迎していたのに、帰った後は「最近おかしな人が来るのよね」?!。ヘルパーさんによると、トイレに行きたいと言うもののポータブル使用を拒否するので、やむなくパッドのみ取り替えたのだけれど、それから余所余所しくなってしまったとのこと。昼食は手付かず。まったく世話されておいて拒否感を持つというのだから下の世話はやっかいですね。

午後は少し二人で居眠りしたあと、母がピアノを弾きたいと希望。新しい車椅子に替えた目的の1つが、常時使用できるタイプのものであればピアノを弾くなどで移動する際に便利だということだったので、早速新しい車椅子を使ってみることに。

いつもならテーブルに手をついて椅子から立ってもらって隣の車椅子に移動するのだけれど、今日は介護士さん達がやるように、こちらに寄りかかってもらって移動する方法を取ってみたところ、見事失敗。ずるずると床に落ちてしまいました。今日は朝から精神的には上々だけど、脚がふにゃふにゃしていて立位の保持が難しく、トイレに苦労していたことを思い出しましたがもう遅い。何度も失敗してようやく引き上げることができたものの母も私も本当に大変でした。

気を取り直してピアノで30分程遊び、仲良く歌ったりして二人とも気分上々に。その後、試しに車椅子のまま過ごしてもらうことにしたのですが、すぐにトイレの要望。そしてまたもや、床にずるずると落ちることに。今回は、片手で母を抑えながら車椅子を移動させようと、車椅子のストッパーに気をとられている間に崩れ落ちてしまったもので、またもや引き上げの苦難が。

その後は車椅子はあきらめたのですが、それでも度重なるトイレの度に、脚が支えきれずに床に崩れおちそうになる母を必死で持ちこたえる・・・もう最悪、本当に限界を感じました。現在はテーブルに手をついてかなり長い間立位を保持できているから良いけれど、これが出来なくなったらどうしたら良いのでしょう。

それでも夕食前に二重丸を達成し、夕食(オムライス、鶏のから揚げ、煮豆、ほうれん草の胡麻和え、味噌汁)はほぼ完食。8時前には気持ちが言いといいながら居眠りを始めたので、ベッドに誘導するとすぐに寝息を立て始めました。今日は精神的には上々の、肉体的には限界を知る日となりました。