サプリメントの耽溺性または習慣性については論じられていません。耽溺性とは、ヘロインなどの麻薬や覚せい剤といわれるものにみられるように、使用が常習
的になり、最終的には体が廃人のようになってしまうのです。このようなわけで、麻薬は特別な医療用の鎮痛目的以外では使用できないように、麻薬取締法という法律で
使用が規制されています。
しかしながら、植物性サプリメントで、精神的な高揚感を催したり、集中力が増したり、創造性が高まるといわれるものがあることはあります。しかし、このようなものは、麻薬としては指定されていません。耽溺性はほとんどないといえます。
うつ病治療の 5-HTP は、副作用として、悪夢をみたりすることがあります。覚せい剤がきれたときの症状に近いものがあります。脳内物質のセロトニンやドパミン量に影響を与えるようなサフ゜リメントは、低い用量を守り、副作用が出ないように注意をする必要があります。
結論的に、サプリメントとして流通しているものは、麻薬や覚せい剤のように、耽溺性は、ほとんど認められないので、安心して長期的に摂取することができます。しか
し、まったくないとはいえないのです。たとえば、動物は砂糖のような甘いものは、とめどめなく口にいれる性質があるようです。また、カフェインの入ったコ
-ヒ-を多くのむひとがいます。止められないのです。耽溺というよりは、生活習慣といえます。
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