フランス南西部の松の樹皮から抽出されるピクノジェノ-ルがアルツハイマ-型認知症に進行抑止または改善効果があるとの報告があります。生体の細胞に対するフリ-ラジカルの酸化反応は、がん、心臓病、アルツハイマ-病などの重篤な病気を誘引する原因といわれています。ピクノジェノ-ルは抗酸化能をもつプロアントシアニジンを主成分とするサプリメントです。ポリフェノ-ルです。日米欧で、幅広くサプリメントで使われています。
がん、心臓病、アルツハイマ-病などの病気はその原因が複雑なのですが、細胞の老化現象による原因で生じるといわれています。老化現象は細胞レベルでのフリ-ラジカルの酸化反応によるので、ピクノジェノ-ルのような抗酸化能物質がこのような病気のリスクを低減することができると期待されるのです。
アルツハイマ-病患者の脳に形成するベ-タアミロイドが神経細胞を器質的に損傷して、
いちど損傷を受けると回復できないといわれています。このベ-タアミロイドの沈積も、それを溶解する生体のメカニズムが機能を失ったためといわれています。細胞レベルでの老化現象が原因といわれているのです。
抗酸化能のビタミン C, E とともに、ピクノジェノ-ルもしくはフラバンジェノ-ルを用いてアンチエイジング効果が期待できるでしょう。アルツハイマ-型認知症の進行遅延効果も期待できるでしょうか。朗報です。
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