植物性サプリメントの科学
医薬とサプリメントによる健康生活改善




アリセプトのようなアセチルコリンエステレ-ス阻害剤は、脳内のアセチルコリンが減少している患者では、ときに記憶能力がいくらか改善するが、数ヶ月どまりといわれています。アルツハイマ-病初期のときは、ときに効果的になることがあるという。長く効果はないので、途中で投与は打ちきられているいう。

このように、アリセプトを投与されているアルツハイマ-患者の行動心理学的症状、介護者の心理学的病理学、介護コスト、支払われていない介護者時間、有害副作用、死亡では、臨床試験でのプラセボ投与群と比較して、有意な差はなかったと報告されている。

アリセプトを開発したエ-ザイ株式会社などによる、過剰なまでの宣伝で、医師、薬剤師、患者が騙されているのではないか、と考えられているようだ。英国での公的機関による臨床試験でも、費用対効果はないとの結論がでているようだ。

結論的に、アリセプトを投与されたアルツハイマ-病患者の介護負担が軽くなることはないだろうし、寿命が延びるということはないようです。統計的にそのようなデ-タは出ていないということです。ガランタミンのようなサプリメントで用は足りるのではないでしょうか。過剰なまでの薬剤費負担になっているようです。たいへんな薬剤を認可してしまったようです。

アリセプト製剤の 50% の成分はアセチルコリンエステレ-ス阻害作用をもたない化合物です。端的にいって、不純物です。この作用は副作用に出てきます。このために、介護負担が重くなっているのではないでしょうか。記憶機能が数ヶ月間改善するために、歩行困難になってしまうことがあるようです。これで、介護負担が増加しているのです。戦争時に使われる地雷は、敵兵士の脚部を破壊することで、敵の行動能力を減じるための兵器です。アリセプトは地雷のような役割りを担っている薬剤でしょうか。皮肉な結果になっています。アルツハイマ-病患者を介護している患者を苦しめる結果になっているようです。アリセプトが保険適用薬剤なので、費用対効果はきびしく監視しなくてはいけないのです。




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