今日昼食に出かける道すがら、賑やかな太鼓の音が聞こえてきました。
正門近くの国際学術交流センターで結婚式が行われるようです。
時々街のホテルの前でみかけるのですが、いつも、遅すぎて見ることのできない新郎新婦が式場に入る前の儀式をみられるかもしれないと、夫と小走りで入り口に向かいました。
何とか間に合いました!
新郎新婦を前に獅子が舞っています。
真ん中に黒い上着を着た男性が屈んでいるのがお判りでしょうか?
彼の仕事は紙吹雪を上げることなのです。 よく見ていなかったので分かりませんが、竹筒の中から紙吹雪が舞い上がっていました。
黄色のコートを着た子供の足元のピンクの紙の下はマンホールの蓋です。
何故かいつもこの様にピンクの紙で塞いでいますが、どんな意味があるのでしょう?(謎です)
舞い終わると獅子は新郎新婦の横に立ちました。
何をするのかと見ていると、口から手が見えます。
お二人の結婚を祝福する言葉が掲げられました。
「永結同心」~永遠に心が一つに結ばれていますように
「百年好合」~終生仲良く共にいますように
「喜洋洋」~喜びで満たされますように
私の意訳ですが大体このような意味だと思います。
楽団員は皆女性です。 楽器は大太鼓、中太鼓、シンバルだけで、休みなくず~っと演奏?していました。 足元に落ちているのが竹筒から吹き上げられた紙吹雪です。
この後、新郎新婦は会場に向かいますが、後ろから獅子が追いかけていき何やら始まりました。
何と新郎新婦が立ち止まってキスをしています。 ここまでが儀式なのでしょうか!?
先日出席した結婚式はこの様な儀式がありませんでしたので、今回見ることができて益々興味が湧いてきました。
今度、文化課のj老師に中国の伝統的な結婚式に付いての講義をお願いしてみようと思います。
行きには反対側だったので気が付かなかったのですが、帰りに大学の正門から続くプラタナスの木にキラキラ光るものが貼られてあるのを見ました。
夫が近づいて確かめると確かに囍 xi3と言う字です。 結婚式が行われている会場近くまで続きます。
入口のドアの両側にも貼られていました。
この字は喜ぶと言う字が二つ並んで居るので結婚式などの目出度い時に用いられる字で
双喜字 shuangxizi134 言います。
今度機会があったらご紹介しますね。
この獅子は何かの仰視には必ず登場します。
日本の獅子より愛嬌があって可愛い!
でも、アクロバットとも言える演技は、流石中国、とても素晴らしいです。
(すいません、旧正月ぐらいしか知らないんです…中国のお祝いごと)
同じ中国でもいろんなお祝いのしかたがあっておもしろいですね!
喜という字を二つ並んでいる赤い布(紙?)、中国人の
だんなさまと結婚した友達の披露宴で飾られていました。
すごく目出度い印象を受けました。