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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

改造道~どこまでつづくぬかるみぞ~

2013-09-05 03:35:12 | 男のギター道

 

さてギター改造道3rdシーズン。裏板を外して、表板裏のブレーシング整形やらサウンドプレートの除去、接着剤のたまりの除去、清掃などでございます。ちなみにこのギターの接着剤は思いっきり木工用ボンドです。製造から40年近く経っているのですが、接着部からはみ出ているボンドがいまだに粘度があります。5本のブレーシングをまたいでサウンドプレートがありました。クラシックギターにはたいていついてます。補強の意味もあるんでしょう。が、手元のフラメンコギターやら、中出幸雄no.30手工クラシックギターにはありません。製作家の好みもあるんでしょう。まあこれがなくてもギターとして成立しとるようなので、とりあえず削っちゃいました。

でもってただいま奥行き200mmのCクランプ3本待ち。これでサウンドホールからブリッジを押さえられます。こいつで弦通し用裏駒を張り、弦穴をあけてサウンドホール下の力木に弦穴をあけて弦を留めるのだが............残念ながら市販のクラシックギター弦で糸巻きからブリッジ穴を経てこの力木まで持ってくるのは至難の業です。特に一番外側の糸巻きに来る弦はまちがいなく長さが足りません。長さが足りるように工夫がいるところですな。とどく位置に力木を増設するか。ないしは5~10mクラシックギター弦をしかも1~3弦がチタニウム弦を切り売りしてくれるところなぞあるわけもないか。

まあ、裏面加工がうまくいったとして、裏板接着のための器具つくり、裏板接着、乾燥を待ってブリッジのサドル溝きり、全体の塗装、ゴルペ板張り、サドル、ナット&弦高調整 ピックアップ製作と設置など完成までには鬼のように難関が立ちふさがってます。

趣味と道楽の違いを考えてみた。ひとつ間違うとその身を持ちくずすのが道楽だそうな。

趣味とは人間が自由時間(生理的必要時間と労働時間を除いた時間、余暇)に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為

趣味への熱中度が甚だしいがために自分の職業に支障をきたすようになってしまったり生活が自堕落になるものも多く存在しており、そういった者は「道楽者」や「道楽息子」などと呼ばれる。