先日から「学生街の喫茶店」のガロのメンバーが出演していたミュージカル「HAIR」のことばっかり考えている。
1979年に映画化された頃はたしか映画館で見た記憶がある。ちょうどベトナム戦争が終結して帰還した兵士があまりにも過酷な戦場体験によって精神的に病んでしまい、除隊後も社会復帰ができなくなってしまうことが問題になっていました。
「むかしナチスやトウジョウと戦った父や叔父は英雄になった。ベトコンと戦った俺たちは人でなし扱いだ」という台詞をテレビのドキュメンタリーか何かで見た記憶があります。
アメリカ国内でも左翼勢力やら反戦団体やらが、自国の軍隊の非道をマスコミに訴えて、厭戦ムードを煽り、そのことが前線の作戦行動にも支障をきたし戦争そのものを長びかせた結果、軍産複合体に莫大な利益をもたらしただけの世界的な反戦運動が原因のすべてではないにしろ、自国の世論操作によって敗北したアメリカ。
その一方ではかつてフランスに徹底的に搾取され、大日本帝国の共栄圏政策によって200万人もの餓死者を出し、アメリカに国土を灰にされ枯葉剤によって奇形児を何万人も出し、韓国軍による徹底的な無差別破壊、略奪、暴行や強姦による無数の混血児を残されても、太平洋戦争 インドシナ戦争 ベトナム戦争を耐え抜き、勝ち抜き、中越戦争ではベトナム戦争時の米軍をはるかに超える規模の中国共産党侵略軍を撃退。「数限りない侵略は受けども、粘り強く勝ち抜いてきたことで子々孫々、民族のプライドを守り続けるベトナム」が今となってはすばらしい国家に思えてきます。
「HAIR」が上演されたのは1967~1972頃らしいですからちょうどベトナム戦争真っ盛りの頃ですな。まさしく国家を挙げて外国と戦争しているときにですよ。
反戦丸出しのミュージカルがブロードウェイですよ。今思うと何かウラがあるとしか思えません。あるいはこの作者の純粋な反戦の思いが、戦争継続に利用されたのですかいな。
とまれ、このミュージカルがどういう風に解釈されて、誤解されて、誇張されて、矮小化されて日本で日本人によってどう上演されたのか、しかも札幌公演は場所もあろうにあの「大谷会館ホール」(私はむかし「ポール牧劇団」をここで観ました)というお線香の香りかぐわしい会場でどう演じられたのか、もう気になって、気になって。
ひょっとしたら道演集(北海道演劇集団)発行の冊子「ほっかいどう演劇」1973年度版に何か情報があるかも知れん。あるいはここの長老衆に聞いてみるのもまた一興。
The Age of Aquarius
1979年に映画化された頃はたしか映画館で見た記憶がある。ちょうどベトナム戦争が終結して帰還した兵士があまりにも過酷な戦場体験によって精神的に病んでしまい、除隊後も社会復帰ができなくなってしまうことが問題になっていました。
「むかしナチスやトウジョウと戦った父や叔父は英雄になった。ベトコンと戦った俺たちは人でなし扱いだ」という台詞をテレビのドキュメンタリーか何かで見た記憶があります。
アメリカ国内でも左翼勢力やら反戦団体やらが、自国の軍隊の非道をマスコミに訴えて、厭戦ムードを煽り、そのことが前線の作戦行動にも支障をきたし戦争そのものを長びかせた結果、軍産複合体に莫大な利益をもたらしただけの世界的な反戦運動が原因のすべてではないにしろ、自国の世論操作によって敗北したアメリカ。
その一方ではかつてフランスに徹底的に搾取され、大日本帝国の共栄圏政策によって200万人もの餓死者を出し、アメリカに国土を灰にされ枯葉剤によって奇形児を何万人も出し、韓国軍による徹底的な無差別破壊、略奪、暴行や強姦による無数の混血児を残されても、太平洋戦争 インドシナ戦争 ベトナム戦争を耐え抜き、勝ち抜き、中越戦争ではベトナム戦争時の米軍をはるかに超える規模の中国共産党侵略軍を撃退。「数限りない侵略は受けども、粘り強く勝ち抜いてきたことで子々孫々、民族のプライドを守り続けるベトナム」が今となってはすばらしい国家に思えてきます。
「HAIR」が上演されたのは1967~1972頃らしいですからちょうどベトナム戦争真っ盛りの頃ですな。まさしく国家を挙げて外国と戦争しているときにですよ。
反戦丸出しのミュージカルがブロードウェイですよ。今思うと何かウラがあるとしか思えません。あるいはこの作者の純粋な反戦の思いが、戦争継続に利用されたのですかいな。
とまれ、このミュージカルがどういう風に解釈されて、誤解されて、誇張されて、矮小化されて日本で日本人によってどう上演されたのか、しかも札幌公演は場所もあろうにあの「大谷会館ホール」(私はむかし「ポール牧劇団」をここで観ました)というお線香の香りかぐわしい会場でどう演じられたのか、もう気になって、気になって。
ひょっとしたら道演集(北海道演劇集団)発行の冊子「ほっかいどう演劇」1973年度版に何か情報があるかも知れん。あるいはここの長老衆に聞いてみるのもまた一興。
The Age of Aquarius