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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

楽器チェック

2010-04-20 02:03:02 | 音楽一般
ちょいとお知り合いの方のギターが落として壊れてしまったらしく
かなりの傷みらしい。今宵から必死の修復作業となるようだが
うまくいくことをお祈りしております。

改めてわが身を振り返ってみますと、自分の楽器も少々割れの隙間が広がってきた模様。またもや接着剤で補修。
乾燥をまつあいだ 別のギターを出してチェックをしてみる。
弦をチューニングすると張力でやや順反りとなっていたのが、10日ほど弦を緩めて放置するとまっすぐになる。弾かないときはほとんど緩めてあるので7年経った今でもたいしてネックの反りは来ていない。一週間も張りっぱなしで置くと、多少順反りがくる。
人によっては、ネックが落ち着くまで、ある程度乾燥して強度が増すまでは張りっぱなしにしておくのがよい とのご意見もあるが、どうなのだろう?

つぎにナットを見てみる。黒檀のネック補強材が入っているギターなもんで
ナットをはずしてみると真ん中に補強材が見える。
弦をはずした状態で溝にナットを置いて見ると補強材がほんのわずか浮き上がった状態で、水平ではない。つまりナットと溝が完全には接触していない。
とりあえず溝の真ん中の補強材を削り、ナットを密着させる。

さて、弦を張って音にどういう変化があるか?ここが一番の問題であり目的だが
やっぱりわからん。
多少、使い込んだ弦でもいったん緩めて張りなおした直後ははっきりとした音になる。新品弦でも張りたてで鳴る楽器と、2~3日して落ち着いてから鳴り出す楽器もある。自分で弾いての確認となるから自分の主観オンリーの判断なので
、録音でもしない限り確認は難しい。(録る、となるとまたマイクの種類やら位置やら レコーダー、アンプ、スピーカーのことなど山のように判断材料が増えてくる)
弦も張った直後と延びてからではテンションもぜんぜん違うし、テンションが音質に与える影響は非常に大きい。
加えて、欲しい音の弾き方がある程度わかると、楽器の状態に合わせて弾いてしまうので、その楽器のチェックがいよいよ難しく曖昧なことになってしまう。

まあ、音は十人十色。イメージだからなあ。

盲点 ペグのびびり

2010-04-06 03:21:06 | 音楽一般
多少ビビリ音が鳴るように弦高を下げて、ゴルペ板を張った中出ギターだが
どうもながーいビビリ音が気になりだした。
明らかに弦高によるビビリではない。開放弦で音の長さと同じにビビリが来る。
低音弦がへたって丸い音になると余計に目立つ。
ペグのギヤからねじからシャフトから調べるも原因が不明で、一時は交換を覚悟したものの 機能そのものは支障がないので気にせず使っていたが、限度がきた。

調べると、このペグは「Schaller シャーラー HG-1G」価格は約一万前後。
この時期 この出費はチョト痛い。
も一度よーく調べていよいよだめなら サイズの合う他のギターから換装することにして調べてみた。

結果、写真のなんとこの部分。実は歯車に当たる黒いシャフト棒とは一体化していない。一種の飾り部品となっていた。
こいつが緩んで回っている。音を出すと緩んだ部品が共鳴するのは当たり前田のクラッカー。
そこでこの部品と上の白い楕円(ペグを回すとこ)に アロンアルファをたらし固定したところ ビビリは見事に治まった。

しかし「好事 魔多し」である。もう大丈夫であろうとペグをまわしチューニングという段になって、危なくギターと一体化するところだった。
いくらギター好きでもギターそのものにはなれん。
「アブねー」と ペグから指をはなしたら 今度は人差し指と親指が.....
あやうく「OKもっちゃん」となるとこだった。
アロンアルファ「釣名人」。伸びがよすぎるのも考え物だわ。


フロロカーボン弦 アロンアルファ「釣名人」のことなど

2010-04-01 01:08:08 | 音楽一般
またも近所の釣具屋にお買い物。
前述の釣り糸を買った半分メガネ屋の釣具屋さん。

3弦を釣り糸に変えると4弦との音のつながりがなぜかスムーズになる。
サバレスのアリアンス、コラムなどの3弦もおそらく同じ理屈なのだろう。
ただ フロロカーボン弦はテンションがきつく、ネックの弱いギターには危険とのご意見もある。しばらくは「どこの楽器屋にもある比較的安価な」プロアルテノーマルと3弦だけ釣り糸パターンでいこう。
この釣り糸、下手すると1弦とほぼ同じくらいの太さなので最初は戸惑ったが
慣れてみるとそうでもない。

んでもってアロンアルファ「釣名人」。言わずと知れたアロンアルファ瞬間接着剤ですがこの「釣名人」は近所のホームセンターには置いていなくて、やはり釣具屋さんにあった。
ギター弾きのかたで爪にお悩みのかたは多いと思うが、自分もむかーしから爪を保護するのに透明マニキュアを使っている。5~6回塗ったところで最後にアロンアルファを塗るわけだが、よくある黄色パッケージの一般品だと伸びが悪くて具合がよくない。
そこへいくと「釣名人」は余計な粘度も無く、すぐに広がるので重ね塗りしやすい。乾いた後の凸凹はサンドペーパーで整える。



フォルクローレ ギター弾き歌い

2010-03-28 07:00:57 | 音楽一般
一応自称、「ギター好きの、フォルクローレ好き」(ほかに楽器は持ってないし、だいいち扱えん。)
だからといって、誰か好きになるアーチストやら演奏家が特にいるわけでもなく、
ほかに道楽があるわけでもないので、だらだらと何十年とギターを持って鳴らしている。
つくずくいやになる自分の性癖ですが、演奏家よりも曲に魅かれてしまうので
惚れ込んだ曲以外、ほとんど手を出さないというか、下手すると聞きもしない。
そんなだから一度、曲に惚れ込むと自分なりの解釈で演奏できるまで見境なく追求してしまう。
人前での演奏の有るなしにかかわらず、何ヶ月かに一度、または何週間かに一度、
こういう曲に巡り合ってしまう。これが曲だけならまだしも唄が付くともう悲惨です。スペイン語なぞ全くわかんないし、歌詞を入手しても意味がわかんねえ。
言語というのはそれを使う人たちそのものだから、生活習慣やら考え方、体の動きやリズム感、すべてひっくるめてあるシステムそのものであるとあたしゃ思います。歌詞の中の単語のひとつひとつが、一行一行がすでにリズムやらメロディーを伴っていて ある種のシーンになっている。
これが自分の頭にないと いかにそれらしくナゾっても萎えてしまう。
台詞だけ覚えて舞台に立つ役者の芝居を見せられるぐらいつまらない。

とまあ だらだら書いているが どうしても捕らえたい、弾いてみたい、唄ってみたい曲の演奏と歌詞の聞き取り(すでに手元にあるものの...),頭の中のシーン作りにもがき始めてます。
(ヒマなんだね このおやじ)

ブルーグラスのCD

2010-03-27 03:00:39 | 音楽一般
先日 ドラマシアターどもで酪農大学ブルーグラス研究所「追い出しコンサート」があった
古くからのお付き合いで、かれこれもう20数年来である。
ブルーグラスについては正直な話、それを演奏して接している人たちほど愛好している音楽でもないし、自らやってみたくなる音楽でもなかった。
ましてCDやレコードなど一枚も持っていない。
ただステージ上の出来事のひとつとして接していただけである。
「追い出しコンサート」直前に自分がハマったのがこのCD。
BLUE MOON RISING 「One Lonely Shadow」
長年接していたブルーグラスであるが、音聞いてはじめてかっこいいと思いましたわ。近くのCD屋さんで探すも予想どうり在庫がなくてさっそくアマゾンで注文。輸入盤らしい。

見たところ なんてことない普通のおっさんたちのバンドなんだが
みょーなかっこよさを感じるのはなぜだろう?
「追い出しコンサート」前後にブルーグラスの学生、OBにこの人たちのことを聞きまわったが誰も知らなかった。誰かCDでも持っていて借りてやりましょ とたくらんでいたが、かなわず。
久しぶりにCDで聞きたくなった音楽でした。