goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

キャッチ=22 ひとりごと

2010-04-25 15:32:39 | 昭和モノ



最近、多少目が悪くなり、読書が苦痛になる。
特に昔の文庫本は文字が小さく読みずらい。だが、気に入って何度も読み返す性質なので、昔からの蔵書は捨てられず、ただでさえ狭い部屋のお荷物となる。

今は出版関係の仕事をしているのか、家業を継いでいるのかわからないが、
高校時代の友人が当時、ミニコミのようなものを始めて自作の短編小説やら詩やらを編集しては周囲に回覧させていた。面白半分に深夜ラジオに投稿するハガキ職人のような感覚で自分もいくつか投稿していた。

卒業後、何年かしてその彼から手紙が来た。小さな出版社に勤務する傍ら、自身で発行しているミニコミ誌が添えられていた。
手紙には昔、投稿した自分の短編小説のことが細かく書かれていた。
「お前の書いたのとよく似ている。ぜひ読んでみてくれ」と、一編、小説を紹介された。

「キャッチ=22」舞台は第二次大戦中のアメリカ空軍基地。
さまざまな奇人、変人、あるいは狂人が死地に向かう。
そこには軍規22項「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」など
不条理な軍事規定が兵をしばりつけている。

全編これ不条理のかたまりで、ストーリーの時間軸すらバラバラ。
だから冒頭からまじめに読むとわけがわからない。
が 読み進むうち 頭の中でひとつひとつのエピソードがジグソーパズルのようにかみ合う。
どこから読もうが読み始めが読者にとっての冒頭シーンとなる。

「世の中こんなもんすよ」と作者が自嘲気味に笑っているように思えただけの
、初めて読んだ20代の頃からずいぶん時間もたっている。
世の中で現実に起こるさまざまなことが、この小説を後追いしているかに思える場面にいくつか遭遇もした。

「ね 言ったでしょ こんなんでしょ」と作者は相変わらず半笑いだ。

これを観られるとは ありがたし

2010-04-24 01:23:50 | 昭和モノ
James Paul McCartney (Japanese Broadcast Version) [Best Quality]

編集ものだがまぎれもない「NHK 世界のワンマンショー」ヴァージョン。
自分が見たのは1976年だった。テレビの前にラジカセ置いてはじめてライン録音。そのテープはいまだに持ってるが、こうして映像で観られるとは....
ビデオなんてまだまだ出回る前だから この頃のテレビは真剣に見てたなあ。

思えば1975年。Paul McCartney&Wings来日が最初の頓挫(薬物犯罪歴でビザ取り消し)しょうがなくオーストラリア・メルボルンのライブをテレビでやってたっけ。





昭和特撮拾い物 ウルトラセブン

2010-04-08 22:16:29 | 昭和モノ
ULTRA SEVEN Song : Live version ウルトラセブンの歌 冬木透指揮 東京交響楽団


これすげーな しかもライブだあ。

ウルトラセブンOP

確か本放送時、聴いた記憶が。

ULTRA SEVEN ジ・エコーズ

でもってダメ押しでこの曲 このジ・エコーズには若き日の尾崎キヨヒコさん(「また逢う日まで」などでおなじみの)がいる。
メインタイトルソングの「セブン~セブン~セブン~セブン~」の3番目が
尾崎さんだとか。

昭和特撮拾い物

2010-04-01 04:15:08 | 昭和モノ
キャプテンウルトラ 1st OPENING [STEREO]


たしかウルトラマンとウルトラセブンのつなぎで放送された「ウルトラシリーズ第三弾」(なんでも特撮の円谷プロが製作に間に合わなくなり、東映が特撮を担当したらしいす)
若き日の小林 稔侍が見られます。音楽はあの「富田勲」氏。
途中の発射音のSEがなんかトイレの水流す音に聞こえるんですが......

マグマ大使(パイロット版)

なんと 顔出しマグマ大使!
最初はこんな企画だったのね。
ところどころアニメで作られた特撮シーンが印象的な特撮モノでしたな。
笛を鳴らしてヒーローを呼ぶシステムはのちに「タケちゃんマン」に引き継がれる。(あれはほら貝か。)


そして「世界のKITANO」若き日の金字塔


昭和名曲百選~うわあ この人はいまなにしてるんだろう~

2010-02-19 09:38:11 | 昭和モノ
ミドリ色の屋根 ルネ・シマール


いま改めて聞くと、すごいなあ。天才だあ。この人当時たしか13歳かそこらだったような。
この年でこの歌唱力ったら、現在では北朝鮮の子供くらいだろうか。圧巻。

1974年の作品だからなのか、当時の流行りか、アレンジがもろヨーロッパだす。このストリングスとブラスの感じ。ゴージャスです。あたしゃ好きですな。
これにフェンダー・ローズのエレピが入ればもう心は70年代。

このころの音楽はなんでこうも豊かに暖かに聞こえるんだろ?