goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

自動車学校~奇縁の人~

2014-03-05 18:16:16 | ステージ

昨今、子供の数が減って趣味、趣向も多様化となりかつ不況なせいもあって、車も免許もない若者が多いすなあ。
自分らの頃は早ければ高校生の時分に教習所通いをして、夏休み中には免許を取ってしまい就職に備える人、
冬休みに思いっきり遊ぼうと企む人、暴走族からみの先輩と称する人物から廃車寸前の車高ベッタベタの車を売りつけられ、
親には内緒でひたすらバイトに励む人など、好むと好まざるとに関わらず免許やら車は欠かせないもんでした。

就職してからではなかなか大変そうなので、自分も学生の時に免許を取ったんですが
仮免許まえの第3段階中のある日、同じ下宿からの連れと同じバスで帰るための時間調整で、同乗見学というのをしてみました。
これは同じ段階の人の車に乗って勉強をするというもんです。
これが終わってこの車の生徒さんと何気に話していると、仮免検定が同じ日ということでした。教習原簿を見せてもらうとなんと入校日が同じ。
でもって後日、仮免も二人同じ日に合格しました。
今度は卒業検定に向けた路上教習です。決まった担当の先生はいたのですが忙しい先生だったもので、路上教習時にはちょこちょこ先生が変わりました。
ま、いろいろ教え方のちがいからか、この段階で何時間か延長がつきまして余計に教習を受けました。
そんなある日、例の入校日一緒だった彼が来て
「どう?」と話しかけてきまして、原簿を見せてもらうと、彼はノーミスで進んでます。
「いやあ。延長ついてさあ。さすがに卒検まで同じってのは無理だねえ」
「そっかあ がんばってねえ」と車に向かいました。

数日後、自分はやっと卒検です。「よう。」と、かけられた声のほうを向くと、あの彼です。
「あれ?どしたん?」
「いや、落ちてさ。今日になったんだわ。」
ということで、この日ふたりして卒検合格しました。

つぎは手稲免許センターで学科試験。これに合格すれば即日免許交付です。
朝、手稲行の列車に乗り込み(そういえば、入校日、仮免、卒検と同じ日だったあの人はどうしてるかいなあ)とふと頭をよぎりましたが
さすがにねえ。そうそう重なるもんじゃない。
列車は大麻駅に停車しまして乗車客が乗り込んできます。
「あら。」
「マジかい?」あの彼がいます。
「てことは、あれかい?今日合格して交付になったら、入校日、仮免、卒検、交付日がいっしょになるんだ」
「そういうことだね」
結局、二人ともめでたく合格して入校日、仮免、卒検、免許交付日がいっしょとなりました。
「よかったねえ」と出来たてのお互いの免許証を見比べて、一瞬の沈黙の後、思わず二人して爆笑しました。

誕生日が同じだったんです。


Jazz普通免許

2014-03-05 12:46:00 | 昭和モノ

18~9の頃、専門学生でありましたがその頃、世の中はちょっとしたジャズブームでした。
フュージョン(懐!)と称して、ロックやらソウル系の音楽と、ジャズ畑のひとが今で言うコラボして、ヒットチャートを賑わせていたり、
かつて女優さんだった阿川泰子さん(岸田森主演の特撮ドラマ、怪奇大作戦に一度出てました。)の曲が車のCMソングで大ヒットして、
女性ジャズヴォーカルの企画ものレコードが、出しゃ売れるやろ とばかりに雨後のタケノコ状態。
女性ジャズアイドル?狙いの秋元奈緒美さんやら、キャンディジャズこと麻生小百合さん。
女優さん畑からはなまるの岡江久美子さん、日活ロマンポルノから北原理恵さん。などなど。

これは当時聞いた噂ですが、山本譲二さんの「湘南哀歌」(すごい曲です。当時のキャッチコピーが 「カリフォルニア演歌」)に、
来日していたフレディ・ハバートがトランペットで参加しているというんですが真偽のほどはどうなんでしょう。
NHKFMなどでLive Under the Skyなどのジャズフェスを放送してたりしました。
今のように映像が普及していないもんで、ライブのFM放送は貴重でした。
先日亡くなったパコ・デ・ルシアさんのバンドも出演してましたね。
当時、自動車免許を取る生徒のために、放課後市内の自動車学校から送迎バスが運行していて自分も利用しておりました。
で、バスに乗り込んだところ一級上の先輩から声がかかりまして、貸したカセットテープを2本返してくれました。鞄にしまおうとすると

「何入ってんだ?それ」と運転手さんが声をかけてきまして、
「去年FMで放送してたコンコードジャズのライブです。」と言うや否や
「あれ録ったの!貸して。」とテープはそのまま運転手さんの鞄に。
「今、何段階なのよ。」
「あ、路上です。」
「へ~ 俺、検定官だけど俺の車に乗ったら落ちるぞ」
「またあ。」

と、思い出したのが当時この自動車学校で「山田カルテット」という教官チーム(別にチームではなく単に苗字が山田の教官が4人いただけ)
のうち、誰かに担当されたり、卒検で横に乗られるとロクなことがないと言われておりました。
何気に運転手さんの背広の胸元を見ると 山田 の刺繍が。
自動車学校に着くと「ダビングしたら返すから」ということで別れました。

さて日々は流れていよいよ卒検。配車と順番、検定官の確認をして、いよいよ乗車時間が近づいた時、「5号車、検定官変更です」との連絡。
…え…山ちゃん。山田ちゃんだ。あん時の運転手さん。

乗車しました。ひと通り走って停止位置に止まります。

「はい、お疲れ。あ、そうそう、ダビングしたから返すわ。いやあ良かった。去年札幌で見れなかったから、聞きたかったのよこれ。どうもね。」
「あ、はい。」
「またなんかいいのあったら貸してや。」
「いいですよ」
「あ、それで運転だけどね。まあ、いいんでない?ちょっとふくらんだけど。」
と山田検定官。私が気がつくより早く何気にシフトレバーを見てパーキング位置に戻し、サイドブレーキを引いて「お疲れ。」と車外へ。

うー最後に痛恨のミス。でしたが。

合格してました。これ絶対テープのおかげじゃ。南無南無。


NHK大河ドラマ

2014-02-13 15:36:02 | 日々妄言録




ここんところ、古いNHK大河ドラマを某国動画サイトで見ております。昨今は予算やら何やらの絡みで時代劇を作るのが大変らしいですな。
NHK大河ドラマも源平もの、戦国もの、赤穂浪士もの、幕末ものと4大相場が決まっていたのですが、マンネリになってくると架空の人物が主役になったり、時代劇とは関係無かったり、ひどくマイナーなヒロインが主役など、あれこれあがきながらも安定性ということで4大に戻って行きを繰り返しているようです。
個人的な好みとしてはやはり戦国時代ものですな。主役であろうと脇役であろうとほぼ絶対お馴染みの面々が出てきます。でもってエピソードもほとんど変わらんし、楽しみなのが鎧やら兜のデザインとか、合戦シーンの規模やら、お城。特に絵図面も古写真も現存してないので大阪城や岐阜城のように再建、復元など文化庁の許可が下りず、未だによくわかっていない信長の安土城ですわ。8角形で最上階がキンキラキンの造形はいかにも信長の城という感じですわな。
まさに時代の人なんですが、信長所用と伝わっている甲冑は意外と正統派です。ドラマでも流石にNHKさん、あんまりはみ出したことはしないようで。これが民放にゆくと銀色の西洋甲冑にマントだったりします。ある時の大型正月時代劇ではほとんどロボコップ信長でした。こりゃあんまりだとも思いますが、信長ならありかなあと思えてしまうからしょうがない。
時代に己を刻みつけるような苛烈な生き様ですが、その最期も天下統一目前で、明智光秀の謀反により本能寺で遺体も残さず、居城もあとを追うように全焼して、まるで最初から存在しなかったかのように跡形もなしです。
戦国大河ドラマには欠かせないキャストです。ですがあまりにも強烈なため最後まで信長主人公ものはあまりありませんようで。走りっぱなしな強烈過ぎる個性は、一年というスパンには長すぎるんでしょうか。享年49歳で老後自体ありませんし。
「人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり ひと度生を享け、滅せぬもののあるべきや」
「死のうは一定、忍び草には何しよぞ 一定語り興すよの」との愛唱謠にインスパイアされた一生というのもかっこいいすわな。
 長文お粗末。


あけましておめでとうございます。

2014-01-02 15:28:37 | 日々雑感

さて、年も改まりまして除雪ばかりの除雪肘。年越し腱鞘炎持ちの50男、ジョンポール常時林檎こと斎藤茂吉でございます。ただいま美瑛町、いろいろやることは山積みなのですが、なぜかデジカメを物色中。昨今のデジカメって凄いですね。ハイビジョン動画は当たり前、光学ズームが50倍、60倍のものやら。早速マニュアルをダウンロードして色々調べてますが先日のデジタルビデオカメラも満足に使い倒していないうちからまあ気の早いことでございます。今のビデオカメラにテレコンバージョンレンズを付けてもっと倍率をあげてみましょうなどと、テレコンを物色したり。

昨今インターネットのおかげでバーチャル品定めが出来てありがたい事です。調べるうちに飽きて不要になれば無駄になるのは時間だけで済みますもんなあ。


今年も大変お世話になりました。

2013-12-31 13:36:28 | 日々雑感

皆様にとって良い年でありますように。