映画「黒いオルフェ」
ギリシャ神話に登場するオルフェウスとエウリュディケの悲しい別離を題材とする。
舞台はリオデジャネイロ、時期はリオのカーニバルが開かれている2月-3月の真夏。
強烈なサンバのリズムに乗って街全体がお祭りである。
主人公のオルフェはギターと歌が上手だ。彼はユリディスと恋に落ちるが、ユリディスは死に神に取り憑かれて死んでしまう。
ユリディスを諦めきれないオルフェは、死者の口寄せでユリディスに会う。
ユリディスは声をする方に振り向かないよう注意するが、会いたい一心で振り返ってしまう。
ユリディスの声を発していたのは老婆であった。
熱狂的なカーニバル、丘から見下ろすリオデジャネイロの美しい港の景色そして子供たちが青い空に揚げているヒマワリを形取った凧が印象的。
夏にお薦めの一本である。
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データ
国:フランス、ブラジル合作
制作年:1959年
カンヌ国際映画賞グランプリ受賞作品
監督:マルセル・カミュ
主演:ブレノ・メロ
マルベッサ・ローン
ルーステス・デ・オリベイラ
リー・ガルシア
舞台:ブラジル リオディジャネイロ
ビデオ整理番号:0025-2
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