2月18日、佐藤県議と一緒に、まず県担当課長から「産業連関表」とは?その活用方法のレクチャーを受けました。
投資金額の費用構成、関連産業への影響、雇用者の所得など、経済波及効果を測るうえで、有効な手法だと
言われています。聞きなれない用語が飛び交うので1回ではとても理解できません。でも同じ1億円投入しても
道路建設と特養ホーム建設では材料(発注先が問われる)人件費、利益が同じでも、特養ではあらたに、人の
需要が増えます。一方同じ金額の道路でも新規なら土地買収が必要ですが、補修なら100%材料・人件費
にあてることができ、維持修理の方がより効果的です。やはり首長の予算執行の姿勢そのものが問われるな
と感じました。
県民の会の委員の皆さんと大学へ(写真)。地域での持続的な需要拡大には、農林漁業、中小企業の創造的
な活動への取り組みが必要の基本認識から、体力のある企業を対象の選択でなく、すべての企業の底上げを
支援する振興条例と支援機構(しかも誰もが気軽に立ち寄れる)の確立、海外依存だけでなく、国内・県内で
頑張っている産業群(食品など)から学ぶ、製造関連の誘致企業での県内関連企業への波及度や従業員の
構成など、今後の検討課題の示唆をいただきました。佐藤県議の3月議会もまじか。論戦に生かせれば
いいのですが・・・・。