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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

ノボシビルスクでフォーラム

2014-09-23 06:45:44 | 日記
日本ユーラシア協会とロ日協会は友好交流運動の一つに双方の住民の

関心事を語り合い、理解を深めるためフォーラムを開催してきました。

25年ほど前は金沢市内でも開催し、協会関係者だけでなく、経済界、大学

関係者など参加しました。2年前が札幌で、これにも参加しました。

11回目の今回(9月上旬)は”シベリアの真珠”と呼ばれるノボシ

ビルスク市での開催で、これに参加しました。

ノボシビルスクはシベリア西部に位置し、人口約154万で、モスクワ、

サンクトペテルブルグにつぐ第3の大都市。民族移動の交流地であり、

また大学の都市でもあります。交通大学という日本では珍しい大学、

ギリシア宮殿を思わせる立派な正門の大学での開催です。

「平和・科学・文化・教育の分野における地域間交流の発展のために」と

題された今回のフォーラム。日本側の一つの柱は平和問題で、「ウクラ

イナ情勢と日ロ平和条約に寄せて」と協会本部の堀江さんが問題提起を

しました。堀江さんはもともと両国は歴史的にもまた経済面でも切っても

きれない間柄、ロシアとEUの架け橋的な位置にあるウクライナとは対等

な主権国家であり、ウクライナを小国として扱うことは慎むべき。米国

などの「経済制裁」はウクライナ問題の解決を阻害するだけ、停戦と

平和的政治的解決を望むと発言。ロシアとの領土問題でも、「双方が受け

入れ可能な解決策を」探ることを改めて提案しました。

私は経済交流、特に中小企業分野での交流の発展めざす立場から発言。

30年近く従事した経験からも、ロシアの工業原料を日本に紹介し定着

させるには、価格は勿論、「品質管理、納期や決済の順守」など貿易条件

をしっかり守ることが重要。ロシア企業はロシア国内向けにはない厳しい

基準でクリアし、日本市場での信頼を得たことを紹介しました。一方資源

100%の有効活用で成果をあげている日本の中古部品会社の実例も紹介

し、双方の努力を強調しました。99%を占める中小企業は資金などで

大変で、リスクが伴う事業には躊躇もあります。同時に決断力の早さや行動

力、技術力に優れる中小企業の経済交流をすすめるためにも、情報の交換

やお見合い会で信頼できるパートナーを見つけること、自治体や大学など

の連携をすることなど日本での実例もあげて、問題提起をしました。


会場では文化プログラムも準備され、歌姫(当大学の学生?)の透き通る

歌声に一日のシンポの疲れも癒されます。

テーブルに展示されたロシアの民族人形、「さあみんなで作ってみましょう」

とよびかけられ、布切れを使っての人形づくりに挑戦。不器用な私は、

ロシアの方の指導もえて、なんとか人形らしくはなりましたが・・・・

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