

ノボシビルスクは、ロシアの中央部に位置し、日本から5000-6000
キロ離れているでしょうか?オビ川の沿岸にある150万人をこす大都市
です。実は15-6年ぶりの訪問、今回泊まったホテルも名前は変わっ
ていましたが同じホテルでした。


ノボシビルスクは、交通の要所でもあり、東西南北のいろんな民族が
移動交流する地点。駅前では、中国・韓国からの衣類・鞄類を販売する
臨時のスーパーあり、懐かしいクワス(大麦?からつくる飲料水、一杯
10円ぐらい)あり、楽器演奏で客を呼ぼうとする人、自宅の野菜・
つけものを販売するおばちゃんたちの姿。構内には、南部へ移動する
アジア系の顔立ちの集団が列車を待っています。


街並みを散策すると、大広場にはレーニン像が歓迎してくれています。
後ろには、国立オペラバレエ劇場も。この劇場は国内でも最大級の大
きさで、入団基準も厳しく、団員は国内はもとより世界でも活躍して
いるとか。フォーラム主催者の配慮で、リハーサル風景も観させて
もらいました。すごい迫力です。
日本の新車・中古車も目につきますが、ごくまれに、日本商品のPR
広告(写真はメグミ)も目にします。街で、何やら署名活動をしている
ので、友人と何がなしにサインしたら、あとで通訳の方から、あれは
移民反対の署名ですよと言われ、シマッタと思いました。
「食料品店はどこにありますか?」と通行人に聞きながら、夜、部屋
での団らんように、お酒、つまみ、くだものなど買いました。


出発日の朝、案内してもらったホテル近くの静かな街中には、昔から
の建造物が沢山。1階がレンガで、2階が木造という作りが多いそう
です。木造風の様式で接客用の建物、事業所もありました。旗がある
建物は何かと思ったら、「ソ連の家」というそうで、ソ連時代のもの
が展示されているとか、朝早くて中に入れませんでしたが、もう
「ソ連は歴史的遺物」なんですね。

ロシアと言えば、子どもむけの施設も芸術的。写真は人形劇場。日本
でいえば劇団プークみたいなもんですが、一定規模の都市には人形劇
場があります。現役時代、モスクワの人形劇場で人形劇を観たことも
ありました。幼稚園も見つけました。サラリーマンが入居する中心部
ですから、1km四方内に、3-4ケ所の幼稚園があるそうです。