先日、アオッサで「おくりびと」を観た。新日本婦人の会の企画。こういう映画をさっと企画するところが新婦人らしさ。最終の夜の部だったが、ほとんど満席。
風呂屋のおかみ役の吉行和子さんがエッセイ「ひとり語り」を書いている。
田中角栄の愛人だった辻和子と同名で、しかも知り合いだったという。金権問題などで批判されていた時には、「新潟へ帰る列車のつなぎ目を眺めていると、一瞬、飛び込みたい心境になるんだよ」と語ったという秘話も。吉行さんは、役者として「晩年の辻和子役」を演りたい、と書いている。
いまは、毎朝の「つばさ」で和菓子屋のおかみ。「伝統を守る、などという気持ちを持ち合わせていない私にとって、その気になってしゃべるのは辛いものがある。なかなか覚えられない」・・・読んでいてふきだした。ハハハ。
お灯明をともすシーンで、主役の多部未華子さんは、大きなマッチ箱をもって戸惑ったという。マッチを擦ったことがない!少女・・・・
そういえば、僕もガスはひねるだけだし、ストーブは「着火マン」かボタン押すだけ、線香も蝋燭も「着火マン」。旅行先のホテルなどのマッチを「記念に」もらうこともあるが、使うことは滅多になくなった。
かつて小学校で唄った「村の鍛冶屋」は小学校の音楽の教科書からは消えた。
アンデルセン「マッチ売りの少女」も消えていくのか。それはさみしいねえ。
風呂屋のおかみ役の吉行和子さんがエッセイ「ひとり語り」を書いている。
田中角栄の愛人だった辻和子と同名で、しかも知り合いだったという。金権問題などで批判されていた時には、「新潟へ帰る列車のつなぎ目を眺めていると、一瞬、飛び込みたい心境になるんだよ」と語ったという秘話も。吉行さんは、役者として「晩年の辻和子役」を演りたい、と書いている。
いまは、毎朝の「つばさ」で和菓子屋のおかみ。「伝統を守る、などという気持ちを持ち合わせていない私にとって、その気になってしゃべるのは辛いものがある。なかなか覚えられない」・・・読んでいてふきだした。ハハハ。
お灯明をともすシーンで、主役の多部未華子さんは、大きなマッチ箱をもって戸惑ったという。マッチを擦ったことがない!少女・・・・
そういえば、僕もガスはひねるだけだし、ストーブは「着火マン」かボタン押すだけ、線香も蝋燭も「着火マン」。旅行先のホテルなどのマッチを「記念に」もらうこともあるが、使うことは滅多になくなった。
かつて小学校で唄った「村の鍛冶屋」は小学校の音楽の教科書からは消えた。
アンデルセン「マッチ売りの少女」も消えていくのか。それはさみしいねえ。