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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

今日の中日新聞、県民福井の「ハナコ 君は悪くない」。明日21日午後2時からの福井県議会質問でこの問題をとりあげます。

2022年02月20日 | 福井県政
★明日21日 午後2時からの福井県議会質問で、この福井農林高校演劇部「明日のハナコ」、・・県民に経過の公文書の内容が事実上公開されない、隠されている問題を取り上げます。★
 福井県議会インターネットで生中継・録画中継されます。

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中日・県民福井「関連する会議の記録などを公開するよう、県側に情報公開を請求しました。しかし公開された資料は随所が黒塗りされ、詳しい内容は不明です。実行委は、その資料もネットで公開しました。
 未来を担う若者を育てる教育の世界で、こんな「情報隠し」とも取られかねない旧態依然の対応がまかり通るとは…。日本の将来を危うくするのではと懸念します。」

■中日、県民福井・・週のはじめに考える ハナコ 君は悪くない
https://www.chunichi.co.jp/article/421596

https://www.chunichi.co.jp/article/421596


■中日新聞、県民福井・・・週のはじめに考える ハナコ 君は悪くない

 あちこちで梅の便りが聞かれる時節になりましたね−と、優雅に書き始めましたが、今日は深刻な問題をお伝えします。梅と同じく「花」を巡る話題ですが、実在の花ではなくて演劇作品の題名で、「明日のハナコ」といいます。
 福井県高校文化連盟の演劇部会が昨年主催した県高校演劇祭で、福井農林高校の演劇部が上演した作品です。「ハナコ」たち二人の少女が戦争や原発など福井を巡る歴史を振り返り、未来を考えて、成長するオリジナルの物語です。
 演劇祭の上演作は関係者向けのインターネットサイトで公開し、ケーブルテレビでも放映する予定でした。でも「明日のハナコ」は公開も放映もしないことになり、さらに脚本は顧問が管理し生徒の手には渡らないようにしました。
 それは、各校の演劇部顧問らでつくる顧問会議が、作品には差別用語が含まれているとして「非公開」を決めたからです。作中には元敦賀市長(故人)が原発誘致の利点を説いた発言がせりふとして引用され、身体障害者をさげすむ言葉があるという理由です。

差別を理由に「封印」
 異例の措置ですが、演劇部のある高校でつくる演劇部会は、生徒らを誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)から守るための判断で「問題はない」との立場です。
 もちろん、差別の問題に厳しく対処することは重要です。ですが生徒の「表現の自由」を侵害していないか、疑問がぬぐえません。
 なぜなら、当該の発言は実際に元市長が講演で述べたものだと、評論家で作家の故内橋克人さんも自著「原発への警鐘」(講談社)で明記しているからです。
 ならば、公開や放映に際しては「この作品は差別用語を含むが、当時の世相を描くため文献にもある発言を取り入れた」などと説明を添え、見る人の理解を求める方法もあったことでしょう。
 高校生たちの真摯(しんし)な表現活動を「差別用語」を理由に封印をしてしまうのではなく、国民の重要な権利である「表現の自由」を尊重して、現代にふさわしい対応策を立案し、公開の道筋を探る。それこそ顧問の先生たちや、ひいては大人の役目ではないでしょうか。
 「明日のハナコ」の脚本を執筆した元福井農林高校演劇部顧問の玉村徹さんは「表現の自由に対する制約だ」と異を唱え、劇作家の鈴江俊郎さんらと作品の上演実行委員会を結成しました。決定の撤回や、同高演劇部員たちへの謝罪などを求めるネット署名を行い、一万人を超す賛同を集めました。
 脚本をネットで公開し作品への理解を求めたほか、全国各地での上演を呼び掛けており、昨年末に福井市で、玉村さんと鈴江さんによる上演会も開きました=写真。
 玉村さんらは、非公開の措置が取られた一因として、県高校文化連盟が日本原子力発電(原電)の支援を受けているためではと指摘しています。当初、そう明かした顧問の先生もいた、と玉村さんは主張します。もしそうであれば、この問題の本質は、差別の問題に名を借りた原発批判の封じ込めともなりかねません。

問題の本質は何か
 そこで県内の文化団体の編集委員が、関連する会議の記録などを公開するよう、県側に情報公開を請求しました。しかし公開された資料は随所が黒塗りされ、詳しい内容は不明です。実行委は、その資料もネットで公開しました。
 未来を担う若者を育てる教育の世界で、こんな「情報隠し」とも取られかねない旧態依然の対応がまかり通るとは…。日本の将来を危うくするのではと懸念します。
 この国では、権力者に不都合な情報を隠して、反対意見を厳しく弾圧し、異を唱える人を殺すことさえありました。今から八十九年前の一九三三年、東京・築地警察署で拷問されて亡くなった作家の小林多喜二もその犠牲者で、今日二月二十日がちょうど命日です。
 当時の日本は、そうした暴走を重ね、やがて壊滅的な敗戦を迎えます。ですが権力による情報隠しの悪弊は続き、今日に至ることはここに書くまでもないでしょう。
 そんなこの国の歴史の一端に、演劇の力で告発の光を当てるのが福井農林高の「明日のハナコ」。関係者向けのサイトでは後に公開されたものの、演劇部員たちと、まるで悪者扱いされた「ハナコ」には、この欄から声援を送りたいと思います。君たちは何にも悪くなんかないんだよ、と。
 演劇を通じて得たことや、また今回の出来事で学んだことを部員たちが前向きに生かして、自身の将来と、この国の明日をより良いものにしていくよう、祈ります。

コロナ258人陽性者、113日ぶり死者。自民党京都府連に組織的買収疑惑。国政選挙前に府議会議員に50万円分配。

2022年02月20日 | 福井県政
 昨日は福井でコロナ258人陽性者、113日ぶり死者。基礎疾患が悪化し亡くなられたと説明。
あらためて高齢者や基礎疾患の方への感染拡大は、全国の死亡者急増をみても重症化や死亡につながることは明らか。
 オミクロン株の特性をみながら、従来のように病院や高齢者施設などでの頻回の検査体制の重要性は変わらない。

 今日の赤旗。
自民党京都府連に組織的買収疑惑。国政選挙前に府議会議員に50万円分配、と😡
原資は政党助成金が買収資金に使われた可能性も高い。候補者から直接ではなく、府連通じるのはマネーロンダリングだと内部文書に😡
 腐り切った自民党。ウミを出し切り、政党助成金はただちに廃止を‼️

県民福井より



赤旗より