大飯原発再稼働をめざし、野田総理らの発言が相次いでいます。規制庁法案も審議入りしました。しかし、原発推進の環境省のもとで原発規制はできません。
再稼働許すな!原発推進機関から独立した規制機関を!
今日、明日、午前9時~午後5時。福井県庁前。ぜひ、ご参加ください。
★
昨日は、大飯原発再稼働反対・消費税増税反対での街頭宣伝や、訪問活動、会合などでした。
街頭宣伝には、各所で大きな激励をいただきました。
原発問題、増税問題での県民世論の高まりを感じます。
その、消費税増税問題。佐々木衆議院議員の質問で、社会保障のためという「政府のウソ」が暴かれました。
■佐々木衆議院議員・・・最初に取りあげたのは、「消費税増税分は、全額、社会保障に使う」という政府の言い分です。野田総理は、消費税は「全額社会保障財源化し国民に還元する。官の肥大化には使わない」と説明しています。これは、説明の骨格をなすものです。多くの国民は、その説明を聞いて「社会保障に使うなら、消費税増税を我慢しよう」という気分にさせられています。しかし、それが真っ赤なウソだったのです。
私は、まず「消費税増税がない場合、社会保障(年金、医療、介護、子育て)の公費負担は2015年に、いくらになるのか」と聞きました。小宮山厚生労働大臣は、「34.8兆円」と答えました。そこで私は、「仮に消費税が5%増税されると、政府の計算では新たに13.5兆円の税収が入るとしている。全額社会保障のために使うというのだから、社会保障34.8兆円に消費税増税分13.5兆円が全額上乗せされると総額は48.3兆円になる。そういう理解でよいな」と聞きました。
ところが答えは、「増税後の社会保障総額は41.3兆円」と答えたのです。私は、「おかしいではないか。48.3兆円ではなく41.3兆円。この差7兆円分は、いったいどこに消えるのか」とただしました。
岡田克也副総理は、赤字国債分などに「置き換わる」と認めました。全額、社会保障に使うと言いながら、実際にはそれまで社会保障に充てられていた7兆円分の財源が、消費税に置き換えられるというのです。そうして浮いた7兆円の財源は、赤字の穴埋め、法人税減税、思いやり予算、無駄な大型公共事業などに使われてしまうのです。
岡田副総理も「公共事業や思いやり予算をどう組むかは政府の判断だ」と答えざるを得なくなり、それを認めたのです。――こうして、「全額社会保障に充てる」という言い分は、まやかしだったことが明らかになりました。
しかも、社会保障に回すとしている6.5兆円も「眉唾(まゆつば)」です。そのなかには、消費税増税に伴う支出増や保育制度の大改悪が含まれています。さらに別枠で年金削減や保険料アップなどの社会保障改悪があって、20兆円にのぼる「過去最大の負担増」が押しつけられるのです。
国民は、まさに“踏んだり蹴ったり”ではありませんか。高齢者やサラリーマンの家計は火の車になっていること、他方で法人税を減税する不当性などについてもとりあげました。・・・・・・・
なんのことはない、消費税を増税しながら、これまでの社会保障財源のうち7兆円が、まあ、新幹線建設やダム建設、大企業減税にまわされるとは、国民を馬鹿にした話しです。
このようになることが、「目的税化」の狙いでもあるのです。そして、さらなる増税へと誘導するのです。
国民はさながら増税と社会保障改悪の蟻地獄に落ちるです。
ふざけた政治です。
もうこんな国民だましの政治を終わらせようではありませんか。
再稼働許すな!原発推進機関から独立した規制機関を!
今日、明日、午前9時~午後5時。福井県庁前。ぜひ、ご参加ください。
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昨日は、大飯原発再稼働反対・消費税増税反対での街頭宣伝や、訪問活動、会合などでした。
街頭宣伝には、各所で大きな激励をいただきました。
原発問題、増税問題での県民世論の高まりを感じます。
その、消費税増税問題。佐々木衆議院議員の質問で、社会保障のためという「政府のウソ」が暴かれました。
■佐々木衆議院議員・・・最初に取りあげたのは、「消費税増税分は、全額、社会保障に使う」という政府の言い分です。野田総理は、消費税は「全額社会保障財源化し国民に還元する。官の肥大化には使わない」と説明しています。これは、説明の骨格をなすものです。多くの国民は、その説明を聞いて「社会保障に使うなら、消費税増税を我慢しよう」という気分にさせられています。しかし、それが真っ赤なウソだったのです。
私は、まず「消費税増税がない場合、社会保障(年金、医療、介護、子育て)の公費負担は2015年に、いくらになるのか」と聞きました。小宮山厚生労働大臣は、「34.8兆円」と答えました。そこで私は、「仮に消費税が5%増税されると、政府の計算では新たに13.5兆円の税収が入るとしている。全額社会保障のために使うというのだから、社会保障34.8兆円に消費税増税分13.5兆円が全額上乗せされると総額は48.3兆円になる。そういう理解でよいな」と聞きました。
ところが答えは、「増税後の社会保障総額は41.3兆円」と答えたのです。私は、「おかしいではないか。48.3兆円ではなく41.3兆円。この差7兆円分は、いったいどこに消えるのか」とただしました。
岡田克也副総理は、赤字国債分などに「置き換わる」と認めました。全額、社会保障に使うと言いながら、実際にはそれまで社会保障に充てられていた7兆円分の財源が、消費税に置き換えられるというのです。そうして浮いた7兆円の財源は、赤字の穴埋め、法人税減税、思いやり予算、無駄な大型公共事業などに使われてしまうのです。
岡田副総理も「公共事業や思いやり予算をどう組むかは政府の判断だ」と答えざるを得なくなり、それを認めたのです。――こうして、「全額社会保障に充てる」という言い分は、まやかしだったことが明らかになりました。
しかも、社会保障に回すとしている6.5兆円も「眉唾(まゆつば)」です。そのなかには、消費税増税に伴う支出増や保育制度の大改悪が含まれています。さらに別枠で年金削減や保険料アップなどの社会保障改悪があって、20兆円にのぼる「過去最大の負担増」が押しつけられるのです。
国民は、まさに“踏んだり蹴ったり”ではありませんか。高齢者やサラリーマンの家計は火の車になっていること、他方で法人税を減税する不当性などについてもとりあげました。・・・・・・・
なんのことはない、消費税を増税しながら、これまでの社会保障財源のうち7兆円が、まあ、新幹線建設やダム建設、大企業減税にまわされるとは、国民を馬鹿にした話しです。
このようになることが、「目的税化」の狙いでもあるのです。そして、さらなる増税へと誘導するのです。
国民はさながら増税と社会保障改悪の蟻地獄に落ちるです。
ふざけた政治です。
もうこんな国民だましの政治を終わらせようではありませんか。