前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

志位委員長が原発稼動ゼロから原発ゼロへの展望を語ります。福井県原子力安全専門委員会議論集約へ。

2012年05月09日 | Weblog
    昨日は、打ち合わせや街頭宣伝、原子力安全専門委員会傍聴、地域訪問などでした。
街頭宣伝では「原発ゼロを」と奮闘する日本共産党の志位和夫委員長の演説会の案内をおこないました。
車からの「がんばれ!」の声援などありがとうございました。
志位委員長の演説会は、13日午後1時半開場、2時開会。福井市文化会館です。ぜひおいでください。

    さて、原発再稼動判断に大きな影響を与える福井県原子力安全専門委員会の会議が開催され、傍聴しました。
地震動の評価、敦賀原発の破砕帯問題、これまでの質問にたいする関西電力の回答、などの内容でした。
中川委員長は、「これまでの経過を順次整理する」と述べて、委員会としてまとめる段階に入ることを述べました。

保安院や関電、という原発推進「当事者」だけへの調査で、第三者の専門家・機関などへの調査をおこなわないことは残念です。
それで、国や関電が望んでいるような結論を導くとしたら県民理解は得られません。

   せめて委員会として正式な報告書をまとめあげる過程で、県民への説明と質疑の機会をもうけていただきたいと思います。


■時事・・・・次回から意見集約=大飯原発の福井県専門委

    福井県の原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大名誉教授)は8日、会合を開き、政府が再稼働を要請している関西電力大飯原発(同県おおい町)の安全性について議論した。委員が指摘した課題などに国や関電から一定の回答が得られたと判断。安全性を検証した報告書の取りまとめに向け、次回会合から委員の意見を集約する作業に入ることを決めた。
 同日の会合では、経済産業省原子力安全・保安院の担当者が、大飯原発付近にある断層の連動を踏まえた地震動の影響評価を説明。事故時に炉心に直接海水を注入する訓練の実施状況などを関電から確認した。 ・・・


           ★

■読売・・・就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に

    就職活動の失敗を苦に自殺する10~20歳代の若者が、急増している。

 2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。

 警察庁は、06年の自殺対策基本法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10~20歳代の自殺者で就活が原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8~9割を占め、昨年は、特に学生が52人と07年の3・2倍に増えた。

 背景には雇用情勢の悪化がある。厚生労働省によると、大学生の就職率は08年4月には96・9%。同9月のリーマンショックを経て、翌09年4月には95・7%へ低下。東日本大震災の影響を受けた昨年4月、過去最低の91・0%へ落ち込んだ。・・・・・・


     胸が痛みます。以前もブログで書きましたが、県内の大学でも学生の自殺が問題になっているとお聞きしました。
仮に就職が1回でうまくいかなくとも、翌年の再チャレンジを励ますことが大切だと思います。
ましてや、消費税増税などでいっそう中小企業の経営を苦境に追いやり、雇用環境を悪化させる政策を掲げる民主党や自民党の政治では若者に未来はありません。
     経済の屋台骨・中小企業をささえる政治こそ雇用拡大の道です。