goo blog サービス終了のお知らせ 

前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

天田光平記念館。県陶芸館では、いけばな草月流第3代家元、勅使河原宏氏の特別展。宇野直展。

2011年08月15日 | Weblog
NHK・・・・・小浜市で38.1度

14日、県内は高気圧に覆われて各地で気温が上がり、小浜市では日中の最高気温が38.1度と観測を始めてから最も高くなるなど各地で35度以上の猛暑日となりました。
気象台によりますと、日中の最高気温は▼小浜市で38.1度と気象台が昭和53年に観測を始めてから最も高くなりました。
また、▼敦賀市で36.4度、▼坂井市春江で36.2度とことし一番の暑さとなったほか、▼福井市でも36.3度と各地で猛暑日となりました。

気象台によりますと、15日は雲が広がりやすく、14日ほどは気温が上がらないものの、日中の最高気温は福井市で34度、敦賀市と大野市で33度まで上がる見込みで、気象台は引き続き、熱中症に注意するよう呼びかけています。・・・・・・・・



残暑お見舞い申し上げます。

ほんとに、暑いですねー。わたしの知り合いのお宅でも先日、熱中症になり救急車で搬送された、とお聞きしました。

家のなかにいても、水分補給や、クーラーをつける、扇風機をまわす、など対策を万全にしましょう。


さて、私はたまの休みに時間があると、県の施設などを回ります。 昨日は、福井県陶芸館へ。途中、天田光平記念館に寄りました。迫力の母子像に圧倒される。客はわたし一人、ゆったりとした時間のなか鑑賞できました。


母子夏の夕べ、の色紙に書かれた「思い出」の詩・・・・・・

夏のゆふべは
こよなく わびし
赤々と もゆる雲の
ながれよ をさなき頃の
思ひ出の船 浮かぶれば
蝉時雨 波かとばかり
心にしみてかなし



陶芸館では、前日からいけばな草月流第3代家元、勅使河原宏氏の特別展が開かれていました。
昭和48年、宮崎村に陶房を開いたそうです。

「いけばなとは形式に縛られることでなく、形式を生みだす心だ」の言葉どおり、その花器も「奇想天外」と思えるものも。すごい迫力です。

作家の方が「実演」もされていました。ここもお客は私ひとり。ロクロをまわしながら作品がつくりだされる様をみつづけました。

陶芸館の売店で「先日開かれた特別展の図録です。あと10冊です」と声をかけられ、熱心に勧められました。
「古陶の譜  中世のやきもの --六古窯とその周辺ーーー」。実は観にきたかったがかなわなかった催しです。
500ページを超える詳細な図録で、これだけでも価値があります。3000円。迷わず購入。


福井市にもどり、旧知の宇野直さんの作陶展の最終日に入りました。
ご本人もおられて、「渡辺三郎夫妻も見えられましたよ」「よくきてくださいました!」と。

まあ、実際買うとなると芸術作品よりも、実用的なコーヒーカップなどになります。
宇野さんは陶芸だけでは生活が成り立たず、「バイト」をしながら作陶をつづけていらっしゃいます。
越前焼の発展と、福井県内で活動されている多くの作家のみなさんの生活の安定を、と願わずにはいられません。