前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福島から福井に「疎開」。悲劇を繰り返さないために、8.20原発ゼロ福井集会に集まりましょう

2011年08月07日 | Weblog
昨日は、広島原爆の日。ラジオからの音声にあわせて黙とうをしました。
地域でお世話になっている方のお見舞い。もう手足はうごかない。ぼくの顔をみて、「おー佐藤さんか。もうあかん。自分で戒名も決めた。通夜の準備もしてきた」と。「病院から出て投票した。当選してよかったなあ」とも。さみしい。「また会いましょう」と言って病室をでました。

午後は、共産党の会議、夜は地域訪問活動。どこでも「原発はやめてほしい」「おとろしい」と原発ゼロ署名に協力していただけました。ありがとうございました。あるお宅では、「いま、福島の子をホームステイであずかっています」というお母さんも。このグループでは40人ぐらいホームステイを受けいれているらしい。現代版「疎開」を二度と繰り返してはなりません。


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NHK・・・・・県がコメと牛肉の検査実施へ   08月06日 

東京電力・福島第一原子力発電所の事故を受けて、福井県は県内産のコメと牛肉について放射性物質が含まれていないかを調べる検査を独自に行うことになりました。県によりますとコメの検査はまず、収穫の1週間ほど前に市町ごとにそれぞれ1か所の田んぼで玄米を採取し、放射性物質が含まれていないか調べます。収穫後は、市町ごとに酒米やもち米を含む主な品種のコメの玄米と飼料として使われる稲わらをサンプル調査するということです。

検査はいずれも福井市にある県原子力環境監視センターで行い国の暫定基準値の4割にあたる1キログラムあたり200ベクレル以上の放射性セシウムが検出された場合は、検出された自治体からの出荷を一時的に止めたうえでさらに詳しく調べることにしています。

また県は、県内で飼育されている肉牛についても、8日以降、出荷された牛について放射性物質が検出されないか独自に調べることになりました。県では飼育農家ごとに少なくとも1頭の肉を提供してもらい国の暫定基準値を超えた場合、その農家からの出荷を止めることにしています。県によりますと、現在、県内産の農作物などには原発事故の影響は出ていませんが消費者に安全性をPRするため独自の検査を行うことにしたということです。県は、検査結果をすべて公表することにしています。・・・・・・・・・・



    本当にこんなことをしなくてはならない原発事故の「異質さ」を痛感します。みんな福井の原発を心配しています。

県内の学校給食に使われた牛肉でもセシウムが検出されたが、すべての学校給食でいちいち検査しなくてはならなくなったら大変なことです。県外では、「弁当をもたせる」親もいるという。

こんな危機に乗じて、コメの大手は買占めにはしり、コメの値段が高騰する恐れがあるという。中小の米屋をつぶし、より独占し、おおもうけを企んでいるとか。ええ加減にせえよ!

こんな悲劇を繰り返してはなりません。


8月20日は原発ゼロ福井集会と市民行進です。

午後1時半、福井フェニックスプラザに集まりましょう。県民それぞれの思いを持ち寄りましょう。

こどもたちが声をあげられないなら、親たち、じいさん・ばあさんたちが声をあげましょう。



原発にしがみつく勢力の執念はものすごいものです。

緑ゆたかな、幸せはぐくむ福井の県土と県民の命と安全を守るために、力をあわせましょう!


8月20日は、まず第一歩です。8月20日の集会をみなさんの友人、知人にメールや電話で知らせてください。輪を広げてください。

世界最大の原発集中地のFUKUIから、原発ノーの発信をしましょう。