![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/a6/ccd88568977905ccb0fa65f1da84ca27.jpg)
えちぜん鉄道の前身である京福電鉄福井支社が、貨物列車の輸送力改善のため、
昭和24年に導入した電気機関車である。
521号と522号の2機が製造された。
京福時代の形式はテキ521形である。
車体は鋼鉄製で、前後に機器室を設置し、真ん中に運転台を置いた凸形で
当時の私鉄向け電気機関車としてはオーソドックスなデザインをしている。
塗装はこげ茶である。
主制御装置は直並列抵抗制御でブレーキは空気直通ブレーキである。
集電装置は当初、トロリーポールであったが後にパンタグラフに改造されている。
駆動方式は吊り掛け式で、速度よりもパワーを重視した設計となっており、
最高速度は45km/h(速度計は60km/hまで)である。
登場時は貨物輸送を中心に運行されたが、路線の縮小や貨物輸送自体の縮小で
徐々に活躍の場が減り、昭和末期には大型のスノープロウを取り付けて
除雪用となっていた。
平成15年に京福福井からえちぜん鉄道へ移管した際に、ATS取り付け、
運転台回りの機器の追加、温風暖房機の設置などの改造が行われている。
特に、ATSや計器の取り付けの向きの絡みで521号と522号は2両永久連結となった。
編成は以下の様になる。
←勝山・三国港側 △(※)ML521+ML522△ 福井側→
(※)△=スノープロウ
基本的には福井口にある車庫で留置されていることが多いが、除雪作業の多い冬場は
より降雪量の多い勝山永平寺線の勝山駅の留置線で待機していることが多い。
また、雪の多少によって運行が左右されるため、走行シーンを見られるのは
正にお天気次第である。
また、ごく稀ではあるが、冬季以外にイベントで走行することもある。
なお、この写真は4年ほど前に訪問した際、職員の方のご好意で見学させていただいた
ものである。
大変遅くなってしまったが、この場にて厚く御礼を申し上げる次第である。
昭和24年に導入した電気機関車である。
521号と522号の2機が製造された。
京福時代の形式はテキ521形である。
車体は鋼鉄製で、前後に機器室を設置し、真ん中に運転台を置いた凸形で
当時の私鉄向け電気機関車としてはオーソドックスなデザインをしている。
塗装はこげ茶である。
主制御装置は直並列抵抗制御でブレーキは空気直通ブレーキである。
集電装置は当初、トロリーポールであったが後にパンタグラフに改造されている。
駆動方式は吊り掛け式で、速度よりもパワーを重視した設計となっており、
最高速度は45km/h(速度計は60km/hまで)である。
登場時は貨物輸送を中心に運行されたが、路線の縮小や貨物輸送自体の縮小で
徐々に活躍の場が減り、昭和末期には大型のスノープロウを取り付けて
除雪用となっていた。
平成15年に京福福井からえちぜん鉄道へ移管した際に、ATS取り付け、
運転台回りの機器の追加、温風暖房機の設置などの改造が行われている。
特に、ATSや計器の取り付けの向きの絡みで521号と522号は2両永久連結となった。
編成は以下の様になる。
←勝山・三国港側 △(※)ML521+ML522△ 福井側→
(※)△=スノープロウ
基本的には福井口にある車庫で留置されていることが多いが、除雪作業の多い冬場は
より降雪量の多い勝山永平寺線の勝山駅の留置線で待機していることが多い。
また、雪の多少によって運行が左右されるため、走行シーンを見られるのは
正にお天気次第である。
また、ごく稀ではあるが、冬季以外にイベントで走行することもある。
なお、この写真は4年ほど前に訪問した際、職員の方のご好意で見学させていただいた
ものである。
大変遅くなってしまったが、この場にて厚く御礼を申し上げる次第である。