水の丘交通公園

鉄道メインの乗り物図鑑です。
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今日のお写真:東京急行電鉄 5050系電車

2013-02-28 16:16:25 | 今日のお写真
今日の仕事帰りに和光市で東急5050系5159Fを和光市駅の留置線で見かけたんですが、
いつの間にやら8両編成を示す「8cars」のステッカーを運転席上部に貼りつけたんですな。
写真は今年のはじめに朝霞台駅に入ってきた5154Fでまだステッカーは貼られてません。
8両編成と10両編成が混合で東横線に乗り入れるわけですが、東横線の駅のうち10両編成対応に
改良されたのが特急・急行停車駅のみ。
ダイヤ乱れの時の指令の手腕が問われますな。
にしても東上線はここの複々線を使ってダイヤ乱れを吸収しますが、他の路線ってどうしてんだろ?
あと半月で東横線渋谷駅地下化、一か月で東横百貨店閉店、渋谷の街も変わっていきますねぇ。

名古屋市交通局 2000形電車(地下鉄)

2013-02-25 15:52:46 | 電車図鑑・地下鉄
名城線と4号線(現在の名城線金山~新瑞橋間。環状線開通までは大曽根~名古屋港間、
つまり現在の名港線の一部を含む区間が名城線であった)で運用されていた1000系、1100系、1200系の
老朽化による置き換えと路線の冷房化、路線の延伸のため登場した車両である。
平成元年~平成16年にかけて6両編成×36本=216両が製造された。
製造を担当したのは日本車輛と日立製作所である。
編成の組み方は金山駅基準で以下の通り。

←名古屋港・新瑞橋方面:2100形+2200形+2300形+2400形+2500形+2600形:栄・大曽根方面→

先頭車は両方ともモーターの無い制御車、中間車はすべて電動車である。
3両の車両に補助電源装置、主制御装置、空気圧縮機などをそれぞれ分散して搭載している。

車体は名城線では初のオールステンレス製で先頭部分は大きな曲線窓と滑らかな流線型となっているのが
大きな特徴となっている。
塗装は先頭部分窓周りから上の部分をブラック、全周に亘ってラインカラーである淡いパープルと
白帯が入る。
尚、一部編成は企業や地元プロ野球チームの広告電車となっている。
行先表示は字幕式で正面と側面に設置されている。

車内はロングシートで初期の車両は通常のモケットシートであるが、途中から着席定員ごとに
凹みを入れたバケットシートに変更されている。
旅客案内装置は車内両端の貫通扉上部にLEDスクロール式のものが設置されていたが、
途中の増備車から路線図式の案内装置をドア上部に設けている。
また、名城線では車体の大きさが16m弱と小さいので車内空間を確保するため
従来の車両では網棚を設けていなかったが、本形式から座席全長に合わせて設置された。
車いすスペースは2110Fから両先頭車に設置している。

主制御装置は素子をGTOとしたVVVFインバータ制御でブレーキは回生ブレーキ併用電気指令ブレーキである。
台車は空気ばね式のボルスタレス台車でモーターの駆動方式はWNカルダン駆動方式ある。
車輪は市電の「無音電車」シリーズ以来の弾性ゴムを挟み込んだ防音車輪を採用している。
集電装置は第三軌条式である。
運転台はデスク型2ハンドルマスコンで速度メーターをデジタル式としている。

本形式は旧型車両の置き換えのみならず、路線延伸に伴う車両増備にも対応させた関係で
長期間製造された。
このため、他路線で導入された新型車で採用された新機軸を少しずつ取り入れている。
平成12年以降、名城線及び名港線は全車両本形式での運行となった。


〇コカ・コーラ社の広告電車になった2120F。ちなみにこれを撮影当時は大曽根~ナゴヤドーム矢田まで
 延伸したばかりで金山側は新瑞橋止まりであった。

流鉄 2000系電車

2013-02-17 21:15:02 | 電車図鑑・ローカル私鉄&第三セクター
老朽化した1100形電車(元京急400系)、1200系電車(元西武鉄道501系電車)、
1300系電車(元西武鉄道551系電車)の置き換えと冷房化のため、西武鉄道より701系電車及び
801系電車を譲り受けたものである。
総武流山電鉄時代の平成6年~平成9年にかけて3両編成×2本=6両、
2両編成×2本=4両の10両が入線した。
編成の組み方及び編成愛称、車番の対比は以下の通りである。

〇3両編成
←流山:クモハ2000形+モハ2000形(車番は2100番台)+クハ20形

「明星」:クモハ2003+モハ2101+クハ21(西武モハ745にクハ1745の運転台+モハ746+クハ1746)

「流馬」:クモハ2004+モハ2102+クハ22(西武モハ809にクハ1809の運転台+モハ810+クハ1810)

〇2両編成
←流山:クモハ2000形(偶数)+クモハ2000形(奇数)

「青空」:クモハ2002+クモハ2001(西武モハ804にクハ1804の運転台+西武モハ803にクハ1803の運転台)

「なの花」:クモハ2002+クモハ2001(西武モハ758にクハ1758の運転台+西武モハ757にクハ1757の運転台)

車体は普通鋼鉄製でクモハ2000形はいずれも中間車のモハ801形に同一編成のクハ1801形の
先頭部分を移植したものである。
それ以外は特に大きく手を加えられた部分は少なく塗装とヘッドサインを除けば西武時代からの
変化は少ない。
行先表示は字幕式であったが、後年、ワンマン化改造された2両編成についてはLED化された。
塗装は編成ごとに異なっており、「明星」は柿色(少しくすんだオレンジ)に白帯、「流馬」は水色に白帯、
「青空」は濃い青色に白帯、「なの花」は黄色に淡いグリーンの帯で側面の帯は流山線の頭文字である
「N」をあしらったストライプ状のものとなっている。

車内はロングシートで西武時代のまま変化はなく、総武流山電鉄の車両で初の冷房車となった。
ドアは片側3か所で全て両引き戸である。
車いすスペースなどのバリアフリー設備は有していない。

主制御装置は抵抗制御でブレーキは電磁直通ブレーキである。
台車は電動車が軸箱支持がウイングばね式のコイルばね台車で制御車が軸箱支持をペデスタル式とした
ダイレクトマウント式空気ばね台車で種車のものをそのまま使用している。
モーターの駆動方式は中空軸平行カルダン駆動で総武流山電鉄の車両で初のカルダン駆動車となった。

導入以来、特に大きな改造もなされなかったが、2両編成のものは平成18年にワンマン化改造を実施し、
ドアチャイム設置、行先表示機のLED化、自動放送装置の取り付けなどが実施された。

その後、つくばエクスプレス線の開業に伴い利用客が減少したことから、合理化を進めるため
3両編成から廃車が始まり、平成19年に「流馬」、平成21年に「明星」が廃車された。
2両編成のものも老朽化から平成24年に「青空」が5000系「若葉」と置き換えで引退し、
平成25年には「なの花」の引退が予定されている。


〇最後まで残った「なの花」。

流鉄 5000系電車「流馬」

2013-02-11 20:52:09 | 今日のお写真
あまりにどこにも行ってなかったのでどこか行こうと先週の休みの日にいってきたのがこちら流鉄です。
自宅から武蔵野線一本で行けるという利点が決め手になりました。
シフト制勤務なので休みの日=土日祝日とは限りませんで、この日も平日です。
2000系電車(元西武701系)最後の1本となった「なの花」の引退も間近でして、間もなく流鉄は元西武101系の
5000系で車種が統一されます。