水の丘交通公園

鉄道メインの乗り物図鑑です。
※禁無断転載!使用に際してはコメント欄にて
用途を申告してください。

今日の1枚:東京メトロ 03系電車

2012-07-26 20:41:03 | 今日のお写真
昨日のニュースで東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転開始が来年の3月16日と
発表されましたね。
うちの近所を走る東武東上線でも今月初めに東急5000系4000番台が試運転のため入線し、
話題をまいております。
田園調布~日吉間の目黒線との複々線区間は京成電鉄青砥~高砂間並みのカオスっぷりを
発揮することでしょう。

同区間を走る電車は以下の通りになるはずです。
東急東横線:5050系、5000系4000番台
東急目黒線:3000系、5070系
東京メトロ副都心線:10000系、7000系
東京メトロ南北線:9000系
埼玉高速鉄道:2000系
東京都交通局地下鉄三田線:6300形
西武鉄道:6000系、6050系
東武鉄道:9000系、9050系、50070系

↑を読んであれ?っと思ったあなた。
そう、東京メトロ日比谷線の電車と東急の1000系電車が書かれてませんね。
前日の3月15日をもって東急東横線と東京メトロ日比谷線の直通運転は
廃止されます。
菊名から始発で都心へ~♪ではなくなり、中目黒での乗り換えを強いられます。
他社の乗り入れで運用が複雑になるのが主な要因でしょうが、やっぱり車体の長さが
18mと短く他の車両と共通の運用が組めないというのが大きいでしょう。
日比谷線を開通させる際、車両の長さをどうするかの会議で東武鉄道は20m級を提示
したそうですが、東急側が強硬に18m車を主張し、結果的に18m車となった経緯があります。
その後昭和44年に東急も20m車の8000系を入れて本末転倒状態に…。

ともかく、03系と1000系が東横線で見られるのはあとわずかですね。
1000系は登場した時期と情勢が不遇としか思えない…。
個人的には田園都市線の渋谷駅が今以上にカオスと化すんじゃないかってことと、
乗り入れの複雑化で人身事故やダイヤ乱れの対応がどうなるのかが気になります。


○東急1000系の8両編成と東横線で「日比谷線直通」の表示を見られるのはあと半年。

タビノワ・ぷち番外編:自衛隊護衛艦「おおなみ」東京湾体験航海

2012-07-25 11:24:25 | タビノワ・ぷち
行程
自宅…徒歩…志木→東武東上線→和光市→東京メトロ有楽町線→月島→都営地下鉄大江戸線
→勝どき…徒歩…晴海ふ頭~護衛艦「おおなみ」~晴海ふ頭…徒歩…月島→東京メトロ有楽町線
→新木場→東京メトロ有楽町線・東武東上線直通列車→志木

※鉄道ネタではないので番外編のルビを振らせていただきました。

今回は写真が多いので写真での解説とさせていただきます。


○朝食後、徒歩で晴海ふ頭へ向かい、乗船受付を済ませた後、晴海客船ターミナルのデッキから
 撮影したもの。
 左が今回乗船した「おおなみ」、右は「たかなみ」でこのタイプの船の1番艦である。


○今度は船着場から。小さい護衛艦とはいえ、近づくと迫力がある。
 右端に写っているのは警戒で来ていた陸上自衛隊練馬駐屯地の人(名札から)。


○船着き場の周りの広場を使って自衛隊の特殊車両の展示や土産物の販売があった。
 とりあえず職場への土産で自衛隊クッキーを購入。できればロシアン饅頭がほしかったが。


○乗船して船首側からブリッジを望む。客船と違って角ばっているのでちょっとしたビルのようだ。


○ブリッジに上ってみた。出港前で緊張した空気と我々の妙に緩い空気差が何とも…。
 えらく混んでた。
 この時機関室とか船内食堂とかも見て回った。トイレも入ったが、新鋭艦なのに流す水は手動の蛇口…。
 ちなみに館内の階段は非常に急峻で狭く慣れてないと早く降りられないだろう。
 私は肩からかけてたカバンがひっくり返って大変なことに…(同僚と係官にご迷惑を…)


○まず先に「たかなみ」が出た後、タグボートのエスコートで晴海ふ頭を離岸。
 船尾を抑えながら船首側を引っ張る感じ。


○出港し、船尾から晴海ふ頭を望む。


○レインボーブリッジの下をくぐる。奥がお台場方面。


○船の科学館前を通過したあたりで船首兵装の模擬展示。
 前部砲塔はかなり俊敏に動くので驚いた(宇宙戦艦ヤマトの主砲みたいにゆっくり動くものだと思ってた(汗))
 写真は艦橋下にある自動追尾式のガトリングガン。甲高いモーター音が印象的。


○兵装展示が終わるとクルーズタイム。右に羽田空港があるがあいにくの天気で見られず。
 左にはデ○ズニーランドが見えるそうだが雲の中で全く見えなかった。
 見えないが、律儀に案内放送を流すあたり、自衛隊らしい。


○羽田沖で先行していた「たかなみ」に追いつき、ここで折り返す。
 この場所、羽田空港の滑走路のすぐ横で飛行機の離着陸がよく見える場所なのだが、飛ぶ直前までの飛行機は
 見えてもすぐに雲の中に入ってしまいエンジンの音だけしか聞けなかった。


○元来た海路を戻って晴海沖へ。レインボーブリッジをくぐると再びタグボートのエスコートを受ける。


○着岸前のブリッジのクルーの様子。出港の時より観客が少なくてゆっくりと展望が楽しめた。


○こちらの着岸作業が終わり、タラップの接続などが行われている最中に「たかなみ」が入港。
 周りに水上バイクが来た。


○今度は「たかなみ」の着岸作業に向かうタグボート。手前の1隻は「おおなみ」と「たかなみ」の間に置く
 衝突防止のためのバルーンを持ってきたタグボート。


○タグボートに付き添われて晴海ふ頭に入る「たかなみ」。
 この後、180度回頭して「おおなみ」の隣に接舷する。

とまぁ、大体こんな感じでした。
同僚が元自衛官なので公開されなかった他の兵装についても色々と解説がついてためになったです。
帰りは晴海トリトンに寄り、1階トリトンコレクションにオープンした新店舗
「飾りじゃないのよカレーは」で昼食をとって月島駅から帰りました。

しなの鉄道 115系電車

2012-07-24 17:46:18 | 電車図鑑・ローカル私鉄&第三セクター
北陸新幹線長野開業に伴い、並行在来線のJR東日本信越本線の軽井沢~篠ノ井間が
しなの鉄道に移管された際にJR東日本より譲り受けたものである。
平成9年に3両編成×11本=33両を導入した。
前所属は全車JR東日本長野車両センターで元々この区間を走っていた車両であった。

115系電車自体の詳細についてはリンク先を参照願いたい。
しなの鉄道に譲渡されたのは115系1000番台(昭和52年~57年製造)の3連車で以下の様な編成となっている。

S1:クモハ115-1004+モハ115-1007+クハ115-1004
S2:クモハ115-1012+モハ115-1017+クハ115-1011
S3:クモハ115-1013+モハ115-1018+クハ115-1012
S4:クモハ115-1066+モハ115-1160+クハ115-1209
S5:クモハ115-1069+モハ115-1166+クハ115-1212
S6:クモハ115-1002+モハ115-1003+クハ115-1002
S7:クモハ115-1017+モハ115-1023+クハ115-1017
S8:クモハ115-1529+モハ115-1052+クハ115-1021
S9:クモハ115-1527+モハ115-1048+クハ115-1223
S10:クモハ115-1067+モハ115-1062+クハ115-1210
S11:クモハ115-1020+モハ115-1027+クハ115-1019

上記編成のうち、S8、S9編成のクモハ115形は中間車からの改造車である1500番台が種車となっている。

譲渡に当たって車体については大きく手を加えられた部分は少ない。
塗装はガンメタリックに車体両端を赤、下部に白い細線を4本入れた独自の塗装に変更されている。
なお、ガンメタリックの部分は当初、光沢のあるものであったが、維持が難しいため、
現在ではガンメタリックに近い光沢のないグレーに塗り替えられている。
また、JRからの移管前後は運用上の問題から塗装の変更が間に合わず、いわゆるJR東日本「信州カラー」のまま
正面貫通扉に「しなの鉄道」のロゴを入れて営業に就いたものもある。

車内は車端部と戸袋部分がロングシート、それ以外が4人向き合わせの固定式クロスシートのセミクロスシート配置で
配置そのものに変更はない。
座席のモケットについてはグレーの濃淡柄に変更されている。
トイレはクハ115形に装備されているが、しなの鉄道にはトイレで発生した汚物を処理するための施設がないため、
閉鎖されている。
一時期、S8編成のトイレをバイオトイレとして試験的に運用していたが、こちらについても現在は閉鎖措置が取られている。
なお、平成21年までに全車両で客室のリニューアル工事が実施されている。
主な内容としては座席の交換、バケットシート化、ドアチャイム設置、ドア上へのLCD液晶モニターの設置、
ワンマン運転対応化、車外スピーカー設置などである。
しなの鉄道では、ほぼ各駅に駅員を配置しているため、自動放送装置やドアスイッチの移設など最低限のものに留まる。
この改造の際に取り付けられた液晶モニターは停車駅などの旅客案内用ではなく広告用である。

走行機器については手を加えられておらず、ほぼ原形のままであるが、先のリニューアルの際に
補助電源装置を電動発電機から静止型インバータへ換装した車両が存在する。
保安装置については移管の際に廃線となった軽井沢~横川間の碓氷峠を下りてから先の区間で使用していたものを外して
他のJRの車両に譲った車両がある。
運転台も基本的にそのままであるが、既述の通り、ワンマン化対応で多少レイアウトが変化している。

運用区間はしなの鉄道全線とJR東日本信越本線篠ノ井~長野間である。
しなの鉄道線のうち、軽井沢~戸倉間でワンマン運転を実施している。
臨時運用では篠ノ井線経由で諏訪湖花火大会の臨時列車で使われることもある。
115系の中では比較的車齢が若いこともあり、今後も当分の間は本形式が主力を務めることになる。
また、北陸新幹線金沢延伸に伴い、長野~妙高高原間もしなの鉄道が委託を受けるが、これに際し、
2両編成×7本の115系を譲り受ける予定である。


○車内。座席のバケット化などが行われたリニューアル車。
 JR東日本のものは化粧版なども張り替えられ、ロングシート部分の袖仕切りに風防が設けられたり
 したが、こちらでは化粧版は原型の薄緑のままで肘掛も手を加えられていない。
 代わりに床が張り替えられ、ドア付近も昨今の新車のように黄色く塗られている。


○液晶広告表示機。停車駅などの案内は流さず、沿線の広告と広告募集を流している。

今日のお写真:JR東日本 203系電車

2012-07-22 18:28:24 | 今日のお写真
先日、久々に千代田線を利用したんですが、車両がかなり変わってて驚きました。
JRはE233系の直通仕様車ばかりになり、小田急は4000形ばかりに。
しかもこの2形式は、顔が違う以外ほとんど同一仕様(E233系の小田急版が同社4000形電車)なので
乗ってみると走行音から乗り心地まで変わりません。
東京メトロも少しずつですが16000系が投入されてきて6000系の影が薄くなってきたように思えます。
そして何よりチョッパ制御の音が聞けなくなりましたし、クハやサハに乗っててもモーターの音が
聞こえてくるような電車が無くなりました。
現役時代はポンコツだの騒音電車だの言われた203系も遠くに行ってしまった感がありますね。

そういえば、先日某笑顔の会員制動画投稿サイトでジャボタベックの203系旧マト51編成の
動画が上がってました。
興味のある方は探してみてください。
元動画はyoutubeのようです。

JR東日本 E531系電車

2012-07-21 18:59:07 | 電車図鑑・JR新系列一般用車両
常磐線中距離電車(上野~取手以北土浦、水戸、勝田方面へ向かう列車)で運用されていた
403系・415系電車(鋼製車)の老朽化による置き換え及びつくばエクスプレス線開業に伴う、
運転速度向上のために登場したものである。
平成17年~平成22年にかけて10両基本編成×22本=220両と5両付属編成×18本=90両が
製造された。
製造を担当したのは東急車輛(→総合車両製作所)、川崎重工、新津車両製作所である。

編成の組み方と構成形式、番台区分は以下の通り。
基本編成:クハE531-0+サハE531-0or-2000+モハE531-2000+モハE530-2000+サハE530-2000+※
※+サロE531-0+サロE530-0+モハE531-1000+モハE530-0+クハE530-0
付属編成:クハE531-1000+サハE531-0+モハE531-0+モハE530-1000+クハE530-2000
○運行開始当初の基本編成の組み方
クハE531-0+サハE531-0or-2000+モハE531-2000+モハE530-2000+サハE530-2000+※
※+サハE531-2000+サハE531-2000+モハE531-1000+モハE530-0+クハE530-0

○各形式・番台
・クハE531形:いわき側に運転台を持つ制御車。
-0番台:基本編成に連結。車内設備はセミクロス・便所付。
-1000番台:付属編成に連結。車内設備はセミクロス・便所付。
・クハE530形:上野側に運転台を持つ制御車。エアコンプレッサー搭載。
-0番台:基本編成に連結される制御車。車内設備はセミクロス・便所付。
-2000番台:付属編成に連結される制御車。車内設備はロング・便所付。
・モハE531形:パンタ・主変圧・変換装置搭載の中間電動車。モハE530形とユニットを組む。
-0番台:車内設備はセミクロス。付属編成に連結。
-1000番台:車内設備はロングシート。基本編成に連結。
-2000番台:車内設備はロングシート。基本編成に連結。
・モハE530形:主変換装置とSIVを搭載する中間電動車。モハE531形とユニットを組む。
-0番台:車内設備はセミクロス。基本編成に連結。
-1000番台:車内設備はロングシート。付属編成に連結。
-2000番台:車内設備はロングシート。基本編成に連結。
・サハE531形:中間付随車。
-0番台:車内設備はセミクロス。補機類搭載無。
-2000番台:車内設備はロングシート。エアコンプレッサー搭載。
・サロ531形:2階建てグリーン車。トイレ・洗面所付。
・サロ530形:2階建てグリーン車。車掌室・業務室付。

号車番号は上野側から順で附番され、基本編成は1~10号車、付属編成は11号車~15号車を構成する。
付属編成は単独で運用される機会もあるが号車番号はそのままである。
基本編成の9号車に連結されるサハE531形はK401~411がセミクロスの0番台、K412~422がロングシートの
2000番台となっている。

車体はオールステンレス製で近郊型電車と同じ裾絞りのある幅広の車体を採用している。
先頭部分はE231系近郊仕様車と同じく踏切事故に対応するため、衝撃吸収構造としており、運転室は広く取られ、
運転席も床面より高い構造となっている。
行先表示機は正面中央上部及び側面部に幅広のLED式ののものを搭載している。
ヘッドライトとテールライトも同じ枠に収められており、後に登場するE233系電車のベースとなった。
塗装は先頭部が白で着色されている以外は無塗装で側面下部と上部にはラインカラーの青帯が入る。

車内のグレードはグリーン車と普通車の2階級制、普通車は2種類の設備がある。
まずグリーン車は片側2か所、片引き戸のドアを有しており、ドアとドアの間が2階建ての構造となる
E231系の2階建てグリーン車と同じ構造のものとなっている。
客室設備も同じく各客室とも左右2列配置の回転式リクライニングシートを配置している。
各客室出入口付近の壁面や出入口上部にLEDスクロール式の旅客案内装置を設置しているほか、JR東日本の
普通列車用グリーン車で採用されているSuicaグリーン券対応のカードリーダーが天井部(両端の平屋
客室は網棚下部)に設けられている。
グリーン車は5号車には洋式トイレと洗面所が設けられているが、各車内設備とも身障者対応とはなっていない。
普通車は中長距離の利用客に対応するため、ドア付近と車端部をロングシート、それ以外を4人向き合わせの
ボックスシートとしたセミクロスシート方式のものと全座席をロングシートとしたものがある。
トイレは基本編成の両先頭車(1・10号車)及び付属編成の上野側先頭車(11号車)に車いす対応の洋式トイレを
設置している。
この3両ではトイレスペース確保の関係で付近のドア配置がわずかながらずれている。
普通車のドアは片側4か所、両引き戸で旅客案内装置はLEDスクロール式で各ドア上部に設置された。
本形式では色弱者対策として戸当たり部分やドア周辺の鴨居、床への黄色いテープの貼り付けを
初めて実施し、同社の後継の一般形式では標準装備となった。
窓は変形一段下降式で一部は固定式である。

主制御装置はIGBT式のVVVFインバータ制御であるが、電源が直流1500Vと交流50kHzの2種類となるため、
そのための変圧器を搭載している。
電源の切り替えは常磐線ではATSの信号にて自動的に行うが、水戸線での運用時は手動での切り替えが必要となるため、
そのためのスイッチも搭載している。
台車は軸箱支持をモノリンク式とした空気ばね式ボルスタレス台車で高速運転に対応するため、すべての台車に
ヨーダンパーが装備されている。
モーターの駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式である。
本形式ではこれらの機器をE653系とほぼ同等の走行機器を採用しており、最高速度130km/hでの走行が可能である。
集電装置はシングルアーム式パンタグラフである。
運転台は従来通りの右手操作式ワンハンドルマスコンを採用しているが計器類を液晶画面としたグラスコクピットを
採用して、アナログな計器類を極力排除している。
乗務員支線装置としてはTIMSとVISを搭載している。

全車が勝田車両センター所属となっており、常磐線中距離電車(上野~高萩間)及び水戸線(水戸~小山間)で運用されている。
特に常磐線の上野を発着する中距離電車は全列車本形式での運用となっている。
導入当初は上野~土浦間及び大津港間、水戸線での運用であったが、車両の増備に合わせて運用範囲を広げている。
また、投入された時点では全車が普通車でグリーン車の連結の予定はなかったが、常磐線でも連結されることになり、
在来車の編成中のサハE531形と新造グリーン車を差し替える形で順次組み替えられた。
組み換え後、平成19年1月より運用を開始したが、他の編成の組み換えが終わるまで普通車扱いで追加料金なしで
利用することができた。
平成23年3月11日の東日本大震災での被災車両は無く、全車が健在である。

今日のお写真:福井鉄道 770形電車

2012-07-19 21:15:48 | 今日のお写真
暑い日が続いていますのでちょっと涼しい画像を。撮ってた時はすごく寒かったんですけどね。
タビノワを読んでもらえばわかりますが、東京では見られない雪の山に感動したのもつかの間、
記録的大雪で交通遮断。福井で急きょ1泊追加させられちゃいました。
懲りてはいますが、また冬の北陸行きたいなぁ。

写真は福井鉄道の770形です。今度は新しくなった富山大橋を見に富山に行きたいですねぇ。
名古屋行は10月前半でほぼ確定。あとは宿の確保。

今日のお写真:東武鉄道 30000系(東上線用)

2012-07-19 00:46:10 | 今日のお写真
今日は地元の駅の電留線に停車していたものを掲載。
今月入りたてのホヤホヤ、東武鉄道30000系電車31※05編成です。
編成番号が※になっているのは池袋側に31605編成、小川町(寄居・越生)側に
31405編成が連結されているためです。
また、東上線用の30000系は編成中間に入る運転台を撤去して実質10両固定編成になるので
ひっくるめてそう書かれることがあります。

さて3連休にお休みをいただいてプチ旅行と洒落込もうとしましたら、行先が大雨だったり、
人身事故で運休したりで仕方なく都内を周遊してました。
次回予定の名古屋方面への旅行の事前訓練兼ねてたんですけどね。
一人暮らしだと身の回りをきれいにしてからでないと旅行は難しいですね。
台所と水回りは特に…。

東武鉄道 ED5010形電気機関車

2012-07-15 00:12:12 | 保存車・博物館
東武鉄道では旅客列車の電車化は一部路線を除いて完了していたが、貨物列車は蒸気機関車の牽引によるものが
主力を占めていた。
このため昭和30年より貨物列車の電化計画が進められ、本形式はその一環として登場したものである。
昭和32年~昭和37年にかけて14両が製造された。
製造を担当したのは日立製作所である。

車体は鋼鉄製の箱型・単行タイプで両端部には乗務員の乗降及び入れ替え作業時の誘導員乗務のための
デッキが設けられている。
正面は3枚窓の貫通型で貫通扉は乗務員室の出入り口となっている。
なお5015号機までと5016号機以降では貫通扉の窓の位置が若干であるが異なっているほか、
側面に設けられた機器冷却用の通風孔が前者が4つなのに対し、後者は2つとなった。
ヘッドライトは貫通扉上部に白熱灯一灯であったが後にシールドビーム2灯に変更された。
塗装は茶色一色でデッキ部分の連結器周りは安全対策のため、
イエローとブラックの「虎縞模様」となっている。

主制御装置は抵抗制御(単位スイッチ式・直並列2段組み合わせ制御)、
ブレーキは空気自動ブレーキである。
台車は軸箱支持をペデスタル式としたコイルばね台車で滑り止め用の
砂箱がつけられているものの当時の高性能電車の台車を髣髴とさせるスタイルで
電気機関車の台車としては少々華奢な印象のあるものが採用されている。
モーターの駆動方式は吊り掛け駆動方式である。

配置は5011号機~5015号機が東上本線の坂戸機関区、5016号機~5024号機が伊勢崎・日光線の杉戸機関区に
それぞれ配置された。
5016号機と5017号機は後に坂戸へ転出している。
東武鉄道の貨物輸送の一端を支え続けたが、国鉄の貨物輸送の衰退や自社の貨物輸送の見直しに伴い、
昭和59年~昭和62年にかけて用途を失い、全車廃車となった。

廃車後、5014号機、5015号機、5020号機の3機が残され、5020号機は杉戸高野台の公園に展示された。
5014号機と5015号機は長く杉戸機関区跡の倉庫に眠らされていたが、5015号は東武鉄道博物館の
開館に伴い、整備の上で同館にて保存されている。
5014号機については残念ながら解体された。

今日の1枚:富山地方鉄道 10030系電車&16010系電車

2012-07-13 10:43:46 | 今日のお写真
昨日に引き続きまして、元京阪3000系電車のうち、今回は富山地方鉄道に渡り、
同社の10030系となっている車両です。
丁度、8000系の導入で大量に廃車が発生したものをガッチリ譲り受けて、実に2両×8編成16両が
在籍しています。
走行機器は京阪のままでは走れないので営団地下鉄3000系電車(現・東京メトロ日比谷線の初代車両)の
台車やお隣のJR西日本485系電車の台車に交換されています。

左端に写っているのは西武鉄道元5000系「レッドアロー」の16010系電車です。
こちらはそのままでも富山で十分走れますが、西武鉄道側で機器をストックする必要があったため、
車体だけの譲り受けで運転台は京急1000形、足回りはJR485系のものに交換されてます。
片方はイベント列車に改造されており、この写真は同編成の改造前の姿です。
まぁ改造後もロゴが付いた程度で大きく外観を損ねているわけではないですがね。

富山はまた再訪したいですね。…むしろ名古屋方面を冬場に回して富山を先に回るかな…。
うーん…。欲望は果てません。

今日の1枚:京阪電気鉄道 8000系電車30番台(旧3000系)

2012-07-12 19:51:04 | 今日のお写真
京阪で長く親しまれた特急用電車8000系30番台…。否!京阪3000系電車ですが遂に来年の春で引退が決まって
しまったようですね。
京阪のホームページに特設サイトができてました。
今でも見劣りしないデザインと客室設備は流石だと思いますし、8000系を増備せずわざわざ更新改造を行い、
何より料金不要の2階建て車を組み込んだ大英断には恐れ入るばかりです。

富山地方鉄道の昔の仲間が京阪特急色(鳩のマークにある「特急」の文字は消されてる)に復元されたのが
原因とは思いたくないですが…。
なんにせよ、残り9か月の営業運転期間を悔いなく、事故なく走りきってほしいものです。