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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

みゆはは大冒険2

2016年07月29日 23時23分17秒 | みゆみゆとの生活
研修最終日。
朝から夕方まで、がっつり研修でした。

研修終了後。
まだ外は明るい…。
欲張りのみゆははは考えた。
せっかく大阪まで来たのだから。
大空小学校が見てみたい。

大空小学校とは、映画「みんなの学校」の舞台となった公立小学校です。
研修終了と同時に部屋を飛び出し、ガタゴトと地下鉄に乗って、行っちゃいました。
御堂筋線の長居まで。

小学校の最寄り駅で降りたら、最初のハプニング。
大量の若者で、あっという間に身動きが取れない状態に!
うぐうぐ。
私はそちらに参りたいのではないぞよ…
と心の中で叫びながら、押し出されるようにして改札を出て、
ヒーハー言いながら若者軍団から離れました。
どうやら、長居競技場で大きなライブがあったらしい。察するに。

その後、これまでの反省を生かし、地図を片手になんとか大空小学校に辿り着きました。
おお、映画で見たとおりだ。(当たり前。ドキュメンタリーだから。)
感慨を覚えながら、外をグルッと一周歩いてみた。

通常、学校は「プライバシーの配慮」「安全性の確保」として、周囲の目から隠すように高く壁が立ててあるところが多いですが、大空小学校は違います。
運動場も、体育館も、道路からまる見え。
そんで、なんだかんだと書いた紙が、外(地域住民)にむけて貼ってある。

学校の標語とか。
学校だより(!)とか。

厳重に鍵をかけ、塀で囲って見えなくする方法…
じゃないやり方で、子ども達が安心して過ごせる学校を作れるんだ。
地域の目がいつも見守っている、それこそが最大の、ソフトとしての安心・安全なんだ。
胸が熱くなるほど、透明で、地域に開かれた学校が、そこにありました。

学校だよりには、校長先生の言葉が書いてありました。
「大空小学校は、みんなの学校。」「『みんな』は、『自分』です」。
前校長の理念が、しっかりと引き継がれ、根付いていることを感じました。

「勝手に外から参観」に大満足して、帰途につく…
つもりだったんだけど。

「大阪行くの?ハルカス行ってきたら?」
という友人の言葉を思い出して、つい天王寺で降りてしまった。
そして例の如く、なんの事前調べもしていない私。

天王寺で降りて「ハルカス」の看板通り行けばいいだろう、と歩いて行って、
エレベーター前まで来てはたと気づいた。

300メートル?
展望台?

私、高所恐怖症ですが。

透明のエレベーターという恐怖の乗り物に乗り、17階まで行きました。
うん、ここが限界。
あと、大阪の街や建物をよく知らないから、景色見ても特に感想はない。


行ってみて、わかることもある。
失敗して、学ぶこともある。
チャレンジすると、チャレンジしてる人に会える。

うれしいことが、たくさんありました。
いっぱい頭働かせて、アフターファイブは歩き回りました。

ですがなぜか、太りました。
寝る前に毎日アイスとポテチとお酒を摂取したからかなー。(絶対それやろ。)

楽しく、しかもためになる4日間を過ごせたのは、家族はじめ、いろんな方のおかげです。

ありがとう!
ありがとう!!
ありがとう!!!