goo blog サービス終了のお知らせ 

かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

お受験

2011年06月29日 21時50分19秒 | みゆみゆとの生活
七夕の短冊に、「長男の志望校合格」と書きそうになった私。
そのくらい、来年のことが気になっています。

そして今日、ついに、そうちゃんを連れて、地元小学校へ見学に行ってきました。
授業を見せてもらうことになっていたのですが、まさかの「水泳」。
聞いた時は固まりました。
そうちゃんが、プールを見学!?
ダメダメ、制止を振り切って服のまま入水するに決まってる;

プールに向かう途中、「今日は見るだけ。そうちゃんは、入らない。」を呪文のように繰り返したのが効を奏したのか、なんとか騒がず見学できました。

しかし、支援学級の水泳の授業…じっくり見せてもらいましたが、よくわからん。
みんな楽しそうに泳いでいました、としか感想が言えません;
普通の授業風景が見たかったなー。
と思いつつ、説明を聞きに応接室へ。

こちらは、私、夫、そうちゃん。
向こうは、校長、教頭、教務主任、教育委員会の方。
そうそうたるメンバーでした。

そうちゃんにしては落ち着いていたのですが、学校側はかなり慎重なご意見で。
「ここまで多動だと安全にお預かりすることが難しい」というようなお話をされました。

市には予算がない話、一人支援員をつけることはできないということ、休み時間など大人が誰もいなくなる時間この子は教室内で待っていられるか?
など、校長の言葉を借りれば「できないことをできるとは言えない」ことの、正直な話なんだろうけど…。
結構傷つきました。
冒頭に「ここに入れたい」と親として希望しましたが、受け入れるための模索をする話し合いはそこにはなく、「こういう手のかかる子はできれば養護へ」がありありと見えて。

仕方ないのかもしれないけど、疑問でいっぱいです。
なんで、保育園でできていたことが学校はできないのか?
そうちゃんなりに成長もしてるのに、保育園は安全で学校では安全が保証できないとは、どういうことなのか?
養護では「これだけわかる子なら地元へ」と言われ、小学校に行けば「言葉はわかるが多動すぎてうちの態勢では無理です」と言われる。
そのくせみんな、「最終的には親御さんの判断です。」
どうしろっていうのでしょう?
親は、上の子と同じところへ通わせるのが当然、と思っていますが、何か?

お話の途中は、なんだか悲しくなってきて、ポロポロと泣いてしまったのですが。
一段落着けば、一部は怒りに代わる。
で、いろんな人にこの話を相談する。
そうじゃなきゃ、やってらんないもんね。

今日一日へこんで、またじっくり考え直します。

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
暑中お見舞い申し上げます (junko)
2011-07-15 22:50:21
またもやすっかりご無沙汰です。

ほんと毎日暑くてまいるよね~
でもまだ夏はこれから!
10月までは厳しい日々が続くね。

そして、みゆははには、なんとも頭を悩ます進学問題・・・。

気持ちわかります!

保育園は平日朝7時30~夕方6時まで、マンツーマンで見てくれました。
土曜も短時間ながらも見てくれる。
しかも休みはお盆と年末くらい。
働く母には、本当にありがたい存在でした。

ところが小学校に上がったとたん、昼過ぎで帰ってくるは、土曜は休み、夏休みはフルに40日・・・児童デイはどこもいっぱいで・・・
これってもう働くな!ってことですか!?

保育園も小学校も公共の施設なのに、この差はなんなのか!!

養護も魅力だけど、みゆみゆがいる小学校に一緒に入れてあげたいよね。
姉弟で同じ通学団で学校に通う。
そんな当たり前な願いがなぜ受け入れられないのか・・・。

本当に悩みどころと思います。

何がそうちゃんにとって一番良い選択なのか?

どれを取っても後悔はあると思うよ。

ただより間違いの少ないと思える道を選ぶしかないんだよね。

釈迦に説法だけど、じっくり悩んで、考えてね。

でも悩みすぎると、息が詰まっちゃうから、気をつけて!

モーツアルトなんか聴いてリラックスも忘れずにね~
返信する
ありがと! (みゆはは)
2011-07-18 17:02:07
コメントに気付くの遅くてごめんね

なっきー、元気?
養護学校も支援学級も、地域によっていろいろみたいだよね。
うちの管轄の養護学校は、ともかく遠い;
片道45分近くバスに乗らなければなりません。
地元小学校は、徒歩7分少々なのよね。
それだけでも、かなりのハンデだなーと思う。

保育園=福祉の世界と、学校=教育の世界の間に流れる川は、深く広いね。
親は、そこを溺れそうになりながら、唇かみしめて、渡らなければいけないんだね。

「市の予算がないので支援員はつけられません」
「安全を保障できません」
「親御さんには遠足にはついてきてもらうとして、その他にもいろいろご協力いただかないと」
「養護学校と違って障害児教育の特別な免許を持った職員はいませんので、十分に教育できません」
・・・なんで、威張って言うかな。
校長も教育委員会も。
障害児の親は、自己を犠牲にし、もちろん仕事もやめ、「お願いをする」のがあたりまえ、と思われてないかな?と錯覚をしました。

お金がない、免許がない、技術がないこと。
それは、やる気の問題じゃないのか??
一人の子どもとして受け入れようという気持ちが足りないだけではないか??
それを、威張って言うな。
せめて申し訳なさそうに、いや、恥ずかしそうに言うべきじゃないのかな。

なんて。
攻撃的な気持ちになってしまって。
それを全部飲みこんだら、涙に変わってしまいました。

日にちが経ち、今はちょっと冷静になりました。
改めて、じっくり考えます。
ベストはこの社会にはなさそうなので、よりベターを選ぶべく、ね。

返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。