かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

ゴミラの星

2006年01月30日 08時53分39秒 | みゆみゆとの生活
アンパンマンオタクのみゆみゆ。最近のお気に入りはゴミラらしい。
ちなみに、我が家ではアンパンマンのビデオはほとんど見せていません。
雑誌の付録でもらった「アンパンマンのあいうえお」というビデオが1本あるだけです。
そのビデオもみゆみゆが好きすぎて危険なので、このように使っています。

母「ご飯作るからみゆみゆと遊んでて。」
父「え、俺も洗濯物取り込むわ。APマン(隠語)見せてもいい?APMに頼りすぎ?」
母「あ、いいよ。APマン昨日見せてないし。」
父「みゆみゆー。AP・・・いや、アンパンマンのあいうえお、見るか?」
子「やったやったー。アンパンマンだぁー!」
・・・コードネームがみゆみゆに見破られる日は近いでしょう

ところで、みゆみゆのアンパンマン知識は、保育園に行ってた時に見ていたアンパンマンビデオがベースになっているようです。
みゆみゆにニコニコと問いかけられる専門用語(?)の数々・・・
「ゴミラはー、ヤーダ姫と一緒だったんだよねー。」
「くじらのクータンが ゴミラのカバンあったんだよー」
「ヤーダ姫はー、やーだやーだって、ヤーダ星なんだよー。」
・・・むむ、わからん。

ともかく、みゆみゆの一番のお気に入りは「ゴミラ」らしい。
保育園に行かなくなって、アンパンマンを全く見られなくなったのもかわいそうかな、と思い、母も勉強すべく、レンタルビデオ屋へ行きました。
そこで見つけた、その名も「ゴミラの星」(劇場版)。
「あらすじ」を見ると、ヤーダ姫も登場するらしい。これこれ、と早速借りてくる。

ビデオ見せておいて私は自分のことをしようと思っていたのだけど、ついつい一緒に全部見てしまいました。
なるほど、みゆみゆの言っていたとおりです。いろいろわかりました。
・ヤーダ姫は、「やぁだー」が口癖の、ヤーダ星のお姫様。
・ヤーダ星は、宇宙のゴミをお掃除するお掃除星(流れ星)。
・ゴミラはゴミを食べて大きくなる生き物で、人に迷惑をかけないように海の中に住んでいる。

・・・これ以上詳しくは説明しませんが。
見終わったみゆみゆ、大興奮で夜寝るときまで映画内のセリフを言っておりました。
「『ゴーミラー目を覚ましてよー』『ゴミラー』『ゴミラー』『ゴーミーラ!』あっ。ゴミラがーっ」(え、そこで終了なの?ってとこで終わる。みゆは大満足。)
一人4役(?)声色も巧みに変えています。
一緒に見ていた私にはよーくわかるのですが、知らない人にはチンプンカンプン度がさらに増した感じです。

「でも、そんなに好きならAPマン映画のビデオ買ってあげようか。」
と話し合ってしまった私と夫。甘いかなー

七五三

2006年01月26日 15時43分44秒 | みゆみゆとの生活
親バカの集大成(?)
みゆみゆの、七五三写真です。
カメラ目線で微笑んでいるように見えますが・・・
カメラマンのお兄さんの手から次々と繰り出すアンパンマン人形に、「しょくぱんまーん!」「ドキンちゃん。」と答えている顔です。「よくわかるねー」と褒められてうれしそう。
さすがにプロ、子どもの表情をうまく引き出します。というか、猛獣使いみたい


耳ダミー

2006年01月25日 21時59分33秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆは、耳フェチです。同じく耳好きの私に似たと思われます。
夜寝るときは、必ず私の耳たぶを触りながら寝ます。
昼間でも、何か不安なことがあったときや眠たくなってくると、私の膝にのぼって両手で耳を触ってきます。

夜は、寝息を立てたところを見計らって、そぅっと耳にかかっている手をはずすのですが、なかなかこれが成功しません。
明らかにいびきを立てているのに・・・
手をそっと布団に下ろさせると、とたんにかっと目を見開き
「おがーちゃん おがーちゃん! おみみ さわるんだよー!」
と抗議。あちゃー、またやりなおし。
そんな迫力で言わなくっても・・・
赤ちゃんの頃、抱っこで寝たと思って床に置いたとたんに泣いた、あれと同じです。 なんとかならないものでしょうか。

「ほんものにそっくり!さわった感じは耳そのもの!」
なーんてキャッチフレーズの耳ダミーが発売されたら、絶対買うんだけどなぁ。

フリフリ

2006年01月24日 17時56分16秒 | みゆみゆとの生活
「おかあさんといっしょ」のCDがお気に入りのみゆみゆ。
夜、布団を敷いてCDをかけ、ノリノリで踊るのが日課になりました。
(親も踊る
なかでも盛り上がるのが「おしりフリフリ」という歌。

♪ おしりフリフリ おしりフリフリ フリフリフリフリ ドキドキ!

テレビで見慣れているので何とも思わないけど、よく考えればすごい歌詞・・・
この曲に合わせて、一家で踊り狂ってしまう我が家って。親バカならぬ、ただのバカ?

なーんて冷静に反省することもなく、昨夜も一緒に踊ってしまいました。
結構ストレス解消になるので、そうちゃんも参加

すると、さすがウチの子、声立てて、ゲラゲラ馬鹿笑いしていました。

♪ ずーっとフリフリしていたら なんだか たのしくなってきた~

まてよ。最近みゆみゆが夜中に何度も目覚めて何事か叫ぶのは、これにうなされているのかしら? 

散髪

2006年01月23日 20時52分51秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんが、私の思い切りのいい散髪の結果、こんなことになってしまいました。
調子に乗ってザクザク切った後、あらためて見て大爆笑
わるいっ、そうちゃん。
男の子の髪って、均等に短くすればいいとばかり思っていたけど、一概にそうでもないのね。
赤ちゃんの広告とか雑誌で見てみると、前髪だけ長めに残してあったりする。
あとから調べて反省。初散髪なんだから、もう少し慎重にしてあげればよかった・・・。
そうちゃんは、タレ目の柔らかい顔だから、長めの髪の方が似合うのね。

また髪は伸びる。母の上達を気長に待っていておくれ。
そうちゃんも、みゆみゆも

みゆブーム

2006年01月21日 23時43分44秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆの、今のブームは「迷路」。
子供用の、迷路のシリーズにはまっています。
朝起きるとすぐに、「めいろして あそぶんだよー♪」と、いそいそと鉛筆を取り出し・・・。
どんどん進み、すでに迷路集3冊目。
「これは むちゅかちかったねぇ」と言いながら、『4・5・6歳用』をこなしています。
一日に何ページも進むので、夜中のうちに全ページ消しゴムで消して、もう一度はじめからやらせようかな、と考え中。
貧乏性かしら?

子どもは親の鏡

2006年01月18日 17時29分09秒 | みゆみゆとの生活
今朝、なんだかご機嫌ナナメなみゆみゆ。
いつも以上に抱っこ抱っことひっついて、私になにもさせてくれません。
「おかーさんはお洗濯干してそうちゃんにおっぱいあげるんだから、抱っこはできないの。座って牛乳飲んで、待ってて。」
と何度言い聞かせても、半泣きで「だっこー。ぎゅうにゅうのまなーい。」と言い続けます。

ほとほと困って、結局最終手段の「しまじろうのビデオ」に頼ることに・・・。

「じゃあ、みゆみゆ、しまじろうのクリスマス号、見る?」
(注:ただいま我が家では「クリスマス号」がブーム。いつも季節がワンテンポ遅れてます;)
すると、何の魔法なんでしょう、というくらいさっさと私の元を離れてテレビの前に陣取るみゆみゆ。
あきれながら、「しまじろう見る人は、牛乳も飲んで。」と言うと・・・

「はいはい。のみますよ~。」
澄ました顔であんなに嫌がっていた牛乳を一気飲み。
ムカ~ッ
なんなんだ、その言い草。

よくよく考えたら、私がみゆみゆに「あそぼうよー」とか「だっこしてよー」って言われたときに、しょっちゅう「はいはい。今行きますよー。」といい加減に返事して待たせてたっけ。
ほんとに子どもは親の鏡。私も気をつけなくては。

歯医者

2006年01月15日 22時29分25秒 | みゆみゆとの生活
2ヶ月ほど前に、みゆみゆの歯みがき(仕上げ)をしていたら、下の歯の一番奥に、ベージュ色(ふちが黄色がかっている)の変色を見つけました。
あら~虫歯かしら・・・
と思いながら、そこを触っても本人が痛いとも何とも言わないので様子を見ることに。

そしたら先日、みゆみゆがおもむろに口の中を指差し、「いたいよー」と言いました。
いよいよこれは、歯医者に行かねば。

みゆみゆを連れて歯医者。これは相当の覚悟がいりそう;
実は私、大人の歯になってから一度も歯のトラブルがなかったことが密かな自慢でして。どこの歯医者にかかればいいのか、見当も付きません。
みゆみゆ妊娠中に妊婦歯科検診をしてもらったことのある歯医者さんに行ってみました。

そこの歯医者さん、とにかく変わっているのです。
とりあえず、診察待合室がすごい。
ジャズが流れていて、待合室にデーンと先生の趣味と思われるギターがおいてあり。
ティッシュは号泣しているドラエモン(の絵)のポケットから出てきます。
スタンドライトは「歯」の形。
そして、待合室と診察室との廊下には、「ゆ」と白抜きされた紺色ののれんが・・・!?(そう、よく風呂屋にあるやつ)
「休診日」を知らせるカレンダーには、休みの日の箇所にマークが書いてあるし。
どうやらここの院長先生、ジャズ好きでギターをたしなみ、休日には温泉に行き、遊び心を持った少年のような人、のようです。

肝心の診察ですが。
こんこんと言い聞かせた効果(?)なのか、ちゃんと一人で座り、先生に「アーン」して見せたみゆみゆ。
「どれですか?」と見てくれた先生、一目見るなり、「別にいーんじゃない?ほっといて。」
か・・・軽い。
一瞬絶句しましたが、すぐに我に返り、聞き返しました。
「と、いうと、虫歯じゃないということですか?」
「うん、虫歯じゃない。なんか硬いものがあたって欠けたみたいですね。放っておいて大丈夫ですよ。なんならフッ素でも塗っときます?」
・・・。はあ、そんならよかったです。

無罪放免。
当のみゆみゆも、歯科衛生士さんに「りんごの味のお薬、歯に塗ってもいい?」と聞かれてニコニコで「いーよー」と答え、フッ素を塗ってもらって大満足。

初めての歯医者さんは、(運良く)楽しい思い出になりました。
やれやれ。

冬の公園

2006年01月12日 14時39分04秒 | みゆみゆとの生活
幼児用のブランコに乗るみゆみゆ。これに乗れるのもあとどのくらいかなー。
今日はお天気がよく、比較的暖かかったので、公園に行ってきました。
さすがに冬場の公園、普段は人気なのですが、今日は誰もいませんでした。

前は怖いもの知らずだったみゆみゆ、最近はとても怖がりです。
知恵がついてきた証拠でしょうか・・・。
ブランコも大きく揺らしすぎると怖がるし、何をするにも慎重。

そういえば、1歳半で躊躇なく乗れていたエスカレーターも、一昨日急に嫌がってたなー。
私は元来無鉄砲なたちなので、これは夫の家系なのかな?
怪我しなくていいけどね。