ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

想像が、具現化した喜び

2008年01月13日 | 観劇、感激
と、表題は大袈裟ですが。

1月某日、NODA-MAPの「キル」をBUNKAMURA コクーンシアターに観劇に。

公演があれば、チケット争奪戦に挑み続けている大好きなNODA-MAP。
私は世代じゃないけれど、やっぱりこの人の舞台を生で見られることの
喜びは大きいのです。
(私と同世代でいえば、本谷有希子や毛皮族、ポツドール。
 同世代の人たちが作ったものも好きです)

今回のキルを初めて読んだのは大学生だったでしょうか。
本読んだときから「名作…!」とドキドキし、
勝手に想像してわくわくしていた舞台。
それが目の前でほんとに役者さんが演じる喜びといったら!

本や作品の思い入れが強すぎるので舞台に関しての感想は置いておいて。

主役が妻夫木聡と広末涼子だったんですけど、二人のキラキラ感ったら!

いち役者さんとしてみると、
声がもう少し多様化・力持つといいんだろうなーとか、
妻夫木くんは役者の力量ともかく、野田作品に合ってるのかもーとか
僭越ながら思うことはたくさんあったけれど。

でもやっぱり、注目されている人のキラキラ感は、すごいです。
妻夫木くんはテレビのままでしたが(=要するに普通に格好よいわけです(笑))
広末涼子の透明感には、はっとするものがありました。
「マジで恋する5秒前」どころじゃない。1秒で秒殺されたよ、私は。

あと山田まりやもよかった。意外と。(←失礼)

舞台を見ると、上手い下手だけでなくその人の「生の存在感」が
ありありと見えてしまうものだなーといつも思います。

だから芸能人さんを見て、いつも考えてしまう。
その存在感、透明感や美しさ、滑稽さを。
それを生み出す為の様々な努力。
たくさんの体験から吸収して、体現する感覚の鋭さ。
だから素敵なんだろうなー、役者さんって。顔だけじゃない。


舞台に関しては、今回は2回観劇予定なので、
目一杯10年越しの想いを吸収してきます。
それがいつか血となり肉となり、体現できる日が、ありますように。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もりはる)
2008-01-15 00:58:37
なんだか劇に惹かれるその気持ちが、いいですなぁ。
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Unknown (ミヤソノ)
2008-01-15 15:07:38
いやいや、単なるおたくの端くれよぅ(^_^;)

でも本読んで想像した感覚に近い もしくは

上回っている舞台だと

「きゃは~?」と

年甲斐もなく大はしゃぎです(心の中で)



ぜひ一度どうぞ。
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Unknown (よしこ)
2008-01-25 06:51:07
山田まりやに対する上目線・・・(笑)


やっぱ、広末いいかぁ~。
いいよねぇ~。
いいよなぁ~。

広末いいよ3段活用しちゃうよ。

10年くらい前、
嫉妬のあまり広末を敵視していた自分に
「お前、何様?」っていってやりたいっす。


あ、でも
ちょっと変な時あったよね?
竹野内豊と「できちゃった結婚」してたころ。


・・・でもそれを乗り越えて、
いまなおキラキラ感★ 
アイツやるな!
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あったね… (ミヤソノ)
2008-01-25 08:24:39
私も、ほんと「何様!?」と

言わねばなりません。

敵として一瞬でも見てしまった事への恥ずかしさたるや。



確かに奇行が報道されてた時期あったよね。

きっとそれを乗り越えたキラキラ感かと。



いや、別にキラキラしてなくても

魅力的な人はいるけどね。

役者さんの顔の善し悪しじゃない「いい顔」に

なるだけの様々な事を経験してるんでしょうなぁ…



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