ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

お主、顔が青いぞ。

2010年01月10日 | 観劇、感激
3連休はもつ鍋を食べたり、のんびりしてました。
そして、噂の「アバター」見てまいりました。

3Dっていったら、もう。
MJ(※みうらじゅんじゃない方)のキャプテンEOの頃から大好き。
あの眼鏡をかけると途端に「はしゃいでる感」出るのが不思議です。
(デザインが80’sだから?)

今回は「今までの3Dなんて目じゃない!」と噂のアバター、
ぜひ見てみたかった。

映画内容はネタばれになるので、言えませんが、
いやぁぁ、今の映像ってこんなきれいなの????
キャプテンEOみたいな「前へ前へ」の3Dとは違って、
私たちがその場にいるかのような奥行き感。

ナヴィ族の住んでいるパンドラの設定が、
自然界の神を崇拝、自然と共存して生きることを一番としているあたりが
日本人にはなじみやすい設定だな、と。
映画でいう「人間」からはまさに自然界崇拝信教を理解できないのも
人間界でも国と国を介して、語られてるテーマですよね…。


何より、青い人達(ナヴィ族といいます)の縮尺が!!!

今までもSFで異星人を描く場合って、基本的に「小さい」んです、縮尺が。
それって、やっぱり中に人が入ってたりしたからなんですよね。

でもね、今回は違う。
ナヴィ族、推定3メートル強。(笑)

これは、人が中に入るわけいかないですもん。
でも、動きは素早く、人間となんら変わらない(むしろ素晴らしい)動き。
3mある上、暴れまくる。人間なんて、ポイッと投げる。
空飛ぶ恐竜に乗って、「ホォホォ」叫ぶ。
そりゃあ、最新の兵器があっても、怖いわけだ、ナヴィ族。


青い人達と人間が同じ時間に息してる感、ちゃんとありました。
すごいなあ、今のCGって。

でも、やっぱりそれでも人間が演じるって大事なわけで。
ナヴィ族も、顔にキャプチャーをたくさんつけて、
表情を解析したうえ、作成したらしい。

そうだよね。
人間のこまかな動きすらCGでできない。
表情の温度は、人間にしか出せない技。
逆にその技は、なくしちゃいけないんだろうな。
後は、目。
目の表情だけはCGで出すのは難しいものね。



とはいえ、本当に自然に青い人と人間の共存が見られ、
現代の映像美を味わえます。
お話も3時間を感じさせないくらいあっという間。

3Dで、ぜひ。