みやちゃん日記

気侭に書き込みます。

安らかな死

2007年05月14日 | Weblog
昨夜ようやく動き辛い体を引きずるようにしてお通夜に
お詣りする。
奥さんは「お父さんの存知よりの方のお顔を見たら声を
掛けて偲んでやって欲しい」と午前中に行った時
頼まれていたのだが
読経の後テーブルを囲んで「こんな時しか会えないね」と
言いながら9時過ぎまで語り合い最後にお顔を見て
「これでサイナラね」と言って帰ってきた。
中には夫が社長をしていた会社の会長が亡くなったとき
以来の方にも会い、お互い年を重ね長生きしたね。
「たまたま会えばこんな時。でも亡くなった方がみんなに
会あせせてくれたのですね」と一別来を語って別れた。

肝臓癌で3年間手術も出来ず先生の言われた余命より
長く生きられたのはご家族の手厚い看病と貰って
こられた寿命がそれだけあったということだろうと思う。
一人息子のKちゃんが抱っこして食べたいと言う氷を
噛み砕いて口に入れて上げたとのことその日の昼間
おなかがすいたというのでプリンを食べさせたら
美味しいといって食べられたとか、
奥さんが、夕方家に帰っている間に様子が変わったので
息子さんが知らせてお孫さんもお嫁さんも家族みんなを
待っていたように
奥さんに抱かれて「ありがとう」と息を引き取られた由、
最後に見たお顔はとても安らかなお顔だった。
ひろもこうありたいと思うがそんなわけには
行かないように思う。
こればかりは人それぞれなので・・・