Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

真夏の夜の淫夢

2012-07-30 02:20:46 | Weblog
 僕はなぜか現実世界とシンクロしたような夢を見ることってほぼないんだよね。実在の知人等が登場することは本当に稀だし、もっと突飛な設定を与えられることが多い。例えばよく見るのは、殺人者という身分に置かれ、人目に怯えながら生きる夢とか。人を殺すその瞬間は、不思議にもシーンとしては描かれないんだけどさ。

 でも、どういうわけか、大学の単位が足んなくなって焦る夢だけは頻繁に見てしまう。そこに友達が出てくるわけでもないし、教授とかだって恐らく架空の人物なんだよ。ただ、落とせない授業のレポートが間に合わなくて、慌てふためいて、そこで目が覚めて「ああ、夢でよかった……」みたいな。こんな感じの朝が、ここ数年で幾度繰り返されたことか。

 我ながらよく分かんないのは、自分は就職も決まらぬままに卒業を迎えたわけで、本心では留年したかったはずなんだよね。確か正式発表される前にゼミの教授に名簿を見せてもらったという友人からメールを貰い、そこで卒業できることを知ったのだけど、その時も全く喜びの感情が湧かなかったし。わざわざ教えてくれたことに対しては感謝しつつ、一方で「オレもついにニートかぁ」って(笑)。

 じゃあなぜ未だにそれがトラウマみたいになっているのかなぁ。大袈裟ではなく週1くらいのペースだから、最近はそういう夢を見ると、その中の自分が「あ、これ夢でしょ」と思うようになっちゃったし。と言いつつ、もし夢じゃなかったらまずいってんで、死にもの狂いで勉強してしまう僕がいるんだけどね(笑)。

 そんな夢ばかりじゃ気が滅入るので、今日こそはとびきりの淫夢が見られることを期待して、そろそろグッナイ。