Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

漫才24~物真似ブーム到来!!etc...~

2007-01-24 21:51:02 | 漫才
「今年はひと月ごとに一本の漫才をやっていこうと思うんだけど」
「うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ」
「何だよ、いきなり!」
「分かった、分かった、分かった」
「だから何だよ!」
「いや、“昭和のいるこいる”テイストでいこうと思って」
「やめろよ、鬱陶しいから」
「しかし最近、物真似が流行ってるよな」
「そうそう。とんねるずの番組なんかでも“細かすぎるモノマネ”なんてのをやって。どんどんマニアックな方向に進んでる」
「中には誰も知らないようなプロレスラーの真似をする奴も出てきて」
「うん」
「もっと酷くなるとバス釣り名人の真似なんかしちゃって」
「そうなんだよね」
「あとは舞台設定を工夫する物真似ね」
「うん、あるよね」
「例えば長嶋茂雄さんの物真似をします、なんて言って」
「なるほど」
「脳梗塞になっちゃうっていう」
「やめろよ! いないよ、そんな奴!」
「終いにゃ松本零次の漫画の台詞を真似します、なんて」
「それは物真似じゃねぇよ!」
「夢は痴漢を裏切らない」
「それは前回使ったネタだろ! 今、痴漢は関係ないし」
「いや、気に入っちゃったもんで」
「自分で言うなよ! それから物騒だよね。暮れに新宿でバラバラの遺体が見つかったけど、その犯人は何と被害者の妻だった」
「惜しいよな」
「何がだよ」
「これがもし殺されたのが女だったら、夜のベッドではマグロ→マグロの解体ショーって流れに持っていけたのに」
「どうでもいいよ、そんなこと! それから久しぶりに話題になったのがハンカチ王子」
「もう久々に練習したってだけで凄い騒ぎようだったな」
「確かにね。ところで斉藤君は早稲田大学では野球はもちろん、教員免許の取得も目指すんだって」
「また何でだろうな」
「うーん、将来を見据えてのことじゃないかな」
「要するに定岡みたいになりたくはないと」
「そういうことを言うなよ!」
「それからフジテレビの『あるある大事典Ⅱ』でやらせが発覚したな」
「そうそう。納豆にはダイエット効果があるという放送をしたんだけど、実際はデータも捏造されたもので、全てがでっち上げだった」
「今は関西テレビの人たちが心労で痩せちゃってるらしい」
「やめろよ!」
「しかし痩せるものに安易に飛びつく奴もどうかしてるよな」
「まぁ確かにね」
「またそういうバカ女に限って、とんでもないブスなんだよな。痩せたって体制に影響はないじゃねぇかっていう」
「そういうことを言うなよ!」
「しかしよくこうも次々に新しいダイエットが誕生するよな」
「ま、それだけニーズがあるということなんだろうけど」
「でもリンゴダイエットとか、ゆで卵ダイエットとか、かなり怪しげだよな」
「まぁねぇ・・・」
「ちょっと前には“痩せる石鹸”なんてのもあった」
「ああ、あったあった」
「あんなもん、どうせ効果はなくてね。結局、痩せたのは石鹸の方だったっていう」
「うまくないよ!」