Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

ジャーナリスティックな視点から見た競馬

2007-01-13 22:05:04 | 競馬
『サラブレ』の坂井千明の連載で、毎月毎月裁決委員に苦言を呈しているけど、ファンにとって降着の細かい基準ってそれほどの問題なの? 安心して馬券を買えない云々言ったって、自分が馬券を買った馬が降着かどうかの際どい勝負に巻き込まれることなんてごく稀だろう。そんなくだらないことに紙面を割くくらいなら、まずはスローのチンタラした競馬やってるバカな騎手(特に関東)に直接文句を言ってやって欲しいよ。

とか何とか常々思ってたんだけど、今日発売の同誌で田端さんがスローペース批判をしていたね。まったく仰せられる通りとしか言いようがない。グラスワンダーの2度目の有馬記念にしたって、最後にライバルのスペシャルウィークにハナ差で勝って名勝負だってことになってるけど、超スローだったからああいう結果になっただけで、内容としては下の下だったはずなんだよね。あんなレースに感動するバカとそれを煽る競馬マスコミに、JRA批判をする資格なんてないんじゃないの。

でもそのJRAに対しては威勢のいいマスコミも、厩舎関係者やジョッキーが相手となると途端に怪しくなるからな。以前『競馬ブック』が武豊の騎乗を批判したらインタビューに答えてもらえなくなったとも聞くし。要は新聞の社説と同じなんだね。敵が公務員や政治家だと庶民の味方のフリをして見得を切るんだけど、相手が中国や韓国だったり障害者やの絡みだったりすると、ひたすらだんまりを決め込むだけ。全く情けないって。

「情けない」と言えば、明日の東西重賞のメンツもかなり情けないよなぁ。予想する気も起きない。京成杯は一応マイネルアナハイムに目を付けてるけど、あんまり自信はない。