Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

麻原被告、死刑確定へ

2006-04-02 22:00:11 | Weblog
弁護団が控訴趣意書の提出をしなかったため、麻原彰晃被告の控訴が棄却され、一審の死刑の確定が濃厚となった。

これはね、裁判官に拍手だと思うよ。弁護士の連中はどの裁判でも、精神鑑定だなんだって少しでも判決を先延ばししようとするけど、それに釘を刺すことになった功績は大きいはずだから。今回に限って言えば、冤罪の可能性は皆無なわけでね。二審三審とやったって、時間と金の無駄だよ。

確かに遺族の方たちが麻原の口から真実を聞きたかったっていう気持ちは分かる。でも殺された側はどんな結末でも納得は出来ないんじゃないかな。どうなったって不満は残るに決まってる。それに死刑が確定したからこそ口を割る事だってあるかも知れないじゃない。本当に狂ってるんなら、その治療を施してね。そうしたら手記でも何でも書くかも知れない。もっとも死んだ人が帰ってくるわけじゃないんだけどね。それでも判決にヤキモキするよりはいいはずだよ。まぁ第三者が軽々しくこんなことを言ってはいけないんだけど・・・。

それから死刑によって麻原が信者の間で神格化されるんじゃないかって言う人もいるけど、それはどうだろう。確かに殉教と捉えられてしまうのは間違いないよ。でもそれは果たして悪いことなのかは疑問だ。だってオウム真理教ってのは信仰すれば金が手に入る、病気も治るとひたすらに現世利益を追い求めた集団だったわけでしょ。それが高じて殺人鬼集団になった。そういう連中が殉教と言って死後の世界に価値を見出すのなら、今よりはよっぽど健全なことのはずだよ。周りにさえ迷惑をかけなければ、何を崇拝しようが勝手なんだからね。

麻原が逮捕されて11年か。もし最高裁まで行ってたら何年かかったんだろう。まったく人権派の弁護士の偽善には呆れるばかりだ。何が加害者の人権だって。ふざけるなよ。今の日本には正義ってものはないのかな。悲しくなるね。