ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

暖かいね!

2019-12-18 22:09:50 | 日常

快晴。17-8℃ 過ごしやすかった一日。

 

昨夜。

従弟の帰宅後、老猫はお腹を空かせたので「自力で食べれるか?」とパウチを試すも、3㏄もいかず、

ここで「世話しなかったわけではない、猫本人がもう食べれないからイイや」「猫が嫌がるから、猫が嫌がってまでもするなら、イイや」の言い訳でも良いはずなのに、、、

結局、お腹を減らして鳴いている猫、餌の前に行き食べられない猫を見ていられないのだ、強制給餌。

 

今朝も、

午後も、

延々繰り返す。老人介護の水分補給と食事介助のように。

10月後半から膨大な気力と時間を使っている。

 

たまにはウズラなど。

ウズラの羽毛は、キジ猫の柄によく似ている。

今日気がついたのだが、インコと別にしたら、近頃、ふすまやぬかの様な形状の専門のウズラフードを毎日ほじくり、ひっくり返しはじめていたその理由は、

インコのこぼした細かい種子が落ちていないかを探していたらしい。インコの餌も置いてあげる事にした。

 

やりたいことが山積み、とにかく一日が早い、 早いのだ。そして、猫の老衰で気持ちが暗い。

 

さて、 

昨日観た『幸せの教室』これはコメディタッチで面白い、お気楽に見れて、気持ちもハッピーになるパターンの映画。 

幸せの教室ウィキ

長年勤めていたスーパーマーケットを、大卒でないという理由から突然解雇された中年男性のラリー・クラウンが再就職を目指してコミュニティ・カレッジに入学し、スピーチ217の講義を担当する無気力教師のメルセデスと出会う。10人いないと講義はキャンセルというところへラリーが10人目に入ってくる。メルセデスは小説家気取りの夫との結婚生活の破綻からアルコールに走り、いつも仏頂面で、酒に酔って暴言を吐く。教師としての情熱も日々の喜びさえも見失っていてシェイクスピアの講義には4人しかおらず帰宅。ラリーは初めてのキャンパスで年齢も境遇も違う人々と出会うことで世界を広げ、充実した日々を送り始める。

 

『幸せの教室』予告編

 

『幸せの教室』メイキング

 

とにかく、笑いが絶えない映画、職探しと並行して大学の門をくぐると、スピーチと経済学の講義を「人生が変わるから」とその場に居合わせた学長から薦められ、そのまま受講することに。

大学に通うのに、ガソリン代節約の為に、ガレージセールのスクーターを購入。スピーチのクラスは定員ギリギリでも、経済学の講義は常に満席で、タリーと言うバイク友達が出来る。

経済学部教授のエド・マツタニが実に良い味をだしている、毎回主人公は、教授に携帯を取り上げられる。主人公は経済学を猛勉強し、先生もその努力を認めだす。

親切な女学生タリーがバイク仲間(小さなスクーターの集団)に、「ギャング団に入らないか?」と持ち掛ける、そこで、入団する時に、ウェストサイドストーリーのパロディの様な儀式があるw

このスクーターで、ゾロゾロ移動がツボ。

ファッション、髪型、家の大掃除、彼等はとても面倒見が良い若者たちだったw

 

さて、定員ギリギリのスピーチ217の方のクラスでは、生徒たちが自分を表現するという事に、徐々に慣れてくるも、しかし、それはメルセデスの目から見ると、まだまだ及第点ではない、稚拙なもの。

何かを話す課題で、生徒の一人は、

1度目は喋れずダンスのステップを踏み、2度目はスタートレックについて長々と話しだし、メルセデスに「それはスター・ウォーズとどこが違うんだ?」と突っ込まれ、そこでスピーチは終了。(ここに出てくる経済学部教授、エド・マツタニ役の俳優さんが、スタートレック俳優なのでオマージュだと思う。)

生徒の一人、ラミ・マレックのおちゃめな所も良い。(gleeの女優さんもいた。)

ある夜、いつものようにバイク仲間とつるんでいた主人公は、

車内で「貧乳が嫌い、男なら巨乳が好きなんだ!まな板!」と夫に言われて夫婦喧嘩をし(そのまま離婚騒動に発展)車を飛び出し、路上で酔っ払っているメルセデス先生を拾う、その夜、泥酔先生とはkiss以外は何もないのだが、先生は何かあったと言いふらされていると被害妄想気味。

その後、主人公の口の堅さや、誠実さ、仕事をしながら勉強に精を出す主人公を、先生は見直し始める。クラスも生き生き。

 

このシーンは、ロビン・ウィリアムズの『いまを生きる』のオマージュだと思う。机には上らないが。

 

最後の試験は事前にクジを引いて、そのことについて発表する、主人公はトリだ。

ウィキより。

修了試験は籤で選んだ課題を2分間スピーチ。地理が当たったラリーはトリで、海軍での経験談で皆の話をまとめる。さらにジョージ・バーナード・ショーの格言「愚か者の脳みそは哲学を愚行へ、科学を俗説へ、芸術を衒学へと要約する。ゆえに大学教育がある」といい、「ショーはきっと大学で学んだんだろう、スピーチ217、“非公式の意見術”みたいな講義で」と締める。経済学では私の考えを理解したと誉められる。メルセデスはA+と評価したと教えにレストランに来る。

 

経済学のクラスでも主人公は優秀な成績を。しかしこのエド・マツタニ役の俳優さんが良い。(同性愛を近年カミングアウト)ご子息はマシオカ役で有名。

 

主人公は高校を卒業後、海軍で調理部門に配属され20年勤め、その後スーパー勤務で解雇、離婚も経験、大きな家のローンに追われていた時に経済学を学び直し、負の遺産の家を手放すなど、経済学に興味を持ちだす。

新しい家は、親友タリーのお店の二階になった。(そのタリーは漢字カッコイイと正義と勇気を掘ってと、しかし、間違って「醤油」の文字のタトゥーを入れられるwwww)

また、料理の手際を買われ、再びコックを始める。そこへ先生が現れ、「貴方はA+の成績よ」と告げる。

先生とメデタク、カップルに、そして新しい講義には、人生を変えたいと、再び、ラミ・マレック君再受講wwww

 

この、真面目実直だが、実に退屈でサエナイ主人公は、自分の長所をスピーチによって、生き生きと他人にわかる様に話す技術がついた事によってより魅力が増す。(喋ればいいっていう物ではない、大風呂敷は嫌だ。)

その上、勉強家で知識欲があり、机上の経済学を自分の困窮した家計にあてはめる事を知った。

大人しいのにも種類があって、話す事が無くて大人しいのと、沢山知識があっても、大人しいのは違うと、近頃つくづく実感。

また、いくらインプットした知識があっても、それを上手くアウトプット出来ているかどうかとか、語彙の使い方も、人の魅力の一つであるということ。寡黙なのも魅力の一つだが、中身が無くてソレというのとはちょっと違うと、スピーチ教室など知らない世界なので、この映画を観てふと思う。

ま、 バックトゥースクールもの、 ボーイミーツガールものはお気楽に見れるのが良い。

※レビュー 

https://movie.maeda-y.com/movie/01673.htm 

https://filmarks.com/movies/1963 

コメント (2)
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