ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

終活ならぬ、音活?

2019-04-02 22:28:58 | 日常
晴れ、時々曇り。12-3℃

意外と寒い一日。
特に、夕暮れに向かって、この冷たい風はなんだ。

寒がる猫達。


それでも、林檎の枝には蕾がぎっしり、

去年初めて不作だったが、
今シーズンの期待に、樹木そのものが胸を膨らませているよう、
輝いている…。

今日はご近所さんに植木の選定が来て、

私も誘われたが、何とか自分で選定したいな、近頃手に力が入らないが…。

エイッ!

さて、
昨日の新聞で、私の父のような人の投稿を読んだ。

ようは社会人になってから、もう一度大学生になるというお話。

父は国立のC大を出て教員をし、
自分に教養が足りない無いと猛勉強し、国立のT大を受け卒業した。
ミカン箱で勉強し、奨学金をやりくりして、時にはそれを仕送りし、
ご飯のおかずが塩だけでも、勉強したという。
婚約者だった母から良く聞いた。
だから、母は生涯、父をとても大事にしていたと思う。
そして、奨学金は払い続けて返した。

パール・バックの父の自伝で、幼いパールが父の卒業証書を見つけ、
ラテン語の3文字を見つけ、母に読んでもらうシーンがある。

 この3文字は私に解らない。私は母に聞きにいった。
母は寝室で、大きな靴下を手の上に広げて、大急ぎで切れたところを編んでいた。
父の骨ばった大きな足は、毎日、伝道のため、都市の石を敷いた道、田舎の埃だらけの道を幾里となく歩く。
母の編み物のバスケットはいつでも繕うべき父の靴下で溢れていたのである。
その時の母の顔は、私が三字の意味を聞くと、輝いた。
「お父さんは、大学で、どの学科も最高の名誉をもって終了されたのですよ。」


この投稿者が、もう二度と挫折せずにまっすぐに進まれること、
良い仲間と巡り合い、充実した人生を送られると良いと思う。
その時はわからないが、
過ぎてしまえば26歳なんて、長い人生ではとてもお若いのだ。
なりたい自分になるようにする、それが一番幸せだと思うから。
私なんぞ、大後悔だ。

植木屋さんの訪問の次に、また玄関のブザーが鳴る。



基本、動物がいるので旅行はしないが、
ANAのポイントをためることを大昔職場で教えてもらい、
水道光熱費のライフラインを、そこを経由して支払っているので、大量のポイントが貯まる。
飛行機で日帰り旅行も、本当は可能である。
そんなの、えらく忙しすぎてやらんけど。
旅行しないのでwポイントでANAのお節料理頼んでみたりもする、
で、溜まりまくったポイントから、25,395円相当のボーズのワイヤレススピーカーを頼んでみたのだった。






もう、箱からして丁寧な作りで、、、ワクワクと開けてみる。




きゃああ、点滅しているし、




走っても落ちにくい仕様。


こんな素晴らしいもの、使用してもいいのだろうか?
嬉しくて晴れ晴れ気分、充電する。

音楽があると、憂鬱な気分が楽になることは確かである。
それに、腹は音楽では膨らまないだろうけど、
ないよりは、はるかに人生が豊かになる。
腹八分以下でいい、むしろ、その分が音楽の方が良いくらいだ。








天気はだんだん曇っていく。
結局、肌寒い一日だったが、猫を相手に練習をして、夜から使用した。


うん、腹は膨れないけど、幸せだ、
音質が、音の粒が素晴らしい。
箱に印刷してあるランナーのように、
どこまでも、これとともに走っていきたいと思うくらい。
※ま、周りが聞こえないわけで、道路で走ってはアブナイとは思うがのぅ。

私は、体力の老化よりも、外見の美が失われていくよりも、
感情や好奇心の老化のほうが、危険だと思っている。



【おまけ】
※これは、誰でも知っている、

ドヴォルザーク 「チェコ組曲」から 「ポルカ」


スラヴ舞曲 作品72の2 ドヴォルザーク
コメント (2)
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