追肥

2017-05-08 08:19:36 | 日記

山口沢の水田圃場の代掻き作業予定通り8日から上の圃場から段々して圃場に下がってくる。耕起、代掻き作業は12日くらいの日数で終る計画を組んでいる。上の圃場から下の圃場まで耕作している農家は2週間程の違いが出来る。我が家でも10日間ほど代掻き作業の違いがあり早い圃場は10日頃終る。遅い圃場は山口沢で1番下流にありまだまだ田植えは出来ない。苗代にある稚苗未だ背丈が欲しいので早朝から家内と一緒に追肥をする。

未だ日の出前だが明るく最低気温も10度近く寒さは感じない。毎日乾燥注意予報で山火事や野火の火災が多く発生する時期。先日の余所の町で20ヘクタールの山火事、他に小さい野火火災が発生している。野火山火事発生防止の広報車が昨日巡回していた。追肥の準備をしていると消防車のサイレンの音がこちら方面に向かって来る。

地元の消防団も火災出動のサイレンを鳴らして緊急に団員を集めている。連休明けで通勤者が多い消防団員中々集まらないのか暫く時間が掛かってポンプ車庫から出て行く。どうもこちらに向かって来る消防車で向かう方向を眺めると余所の家の屋根の向こうから白い煙がもうもうと上がっている。住宅ない眺めの良い場所に移動して火事場方面を見る。山の谷の間から白い煙が上がり周辺が覆われている。風のない夜明け前の青空の快晴の天気で大きい火災にならない気がする。山火事に各地区のポンプ車が消火活動に賑やかにサイレンを鳴らして向かって行く。

追肥の為被覆のビニールを剥がしながら山火事を見ながら潅水する。段々と白い煙は少なくなり山火事は治まってくる。青々として稚苗に定量の追肥を散布して作業は終る。