先月１５日頃刈った水田の畦草例年より雨が多かった精は勢力良く伸びて来た。出穂前後の米作りの大敵のカメムシ防除を２回ラジコンヘリ防除で駆除している。圃場の草が伸びていると葉っぱに隠れて防除効果が落ちてしまい収穫時には斑点米が出て等級が落ちてしまう。またイナゴ防除の大事な時期で炭酸同化作用で澱粉を作る葉っぱを食いあさってしまう。近々２回のカメムシ防除の散布が始まるので畦草刈りを始める。
日中は連日の猛暑で朝の涼しい時間に始める。未だ日の出前で夜が明けて東の空があかるみがかった早朝から肩掛け機械で刈り始める。沢水がいっぱい入った圃場の稲の刃先には大粒の水滴がいっぱい付いている。ゴム長く靴のカッパズボンを履いて朝露で濡れた柔らかい畦草は面白い程切れ味が良い。
山の頂からグングンと真っ赤な太陽が上がって来る。雲１つない青空の日の出雨がっぱのズボン、滑り止めの厚めの手袋の服装。日の出と共に急に首筋や背中に強い日差しで暑くなって来る。今日も真夏日の猛暑は間違いないような空模様でうんざりする。
ここ7２～３日前から夜にはコオロギが鳴き初めて大分涼しくなって来た。日中は猛暑の気温でも確かに一歩づつ秋に向かって夜温は下がって行く。雨窓を開けて網戸だけでも大丈夫だったがこの頃は寒さを感じる。圃場の早生種の。ヒメノモチは出穂が揃い頭を垂れて来た。生え抜きは出穂真っ盛りで晩稲種のつや姫はそろそろ出穂の時期で今年は豊作のようだ。