大豊町・大田口で"碁石茶づくり"をしている上地さん宅を訪問しました。
ちょうど"碁石茶づくり"をしていたので、その風景をご紹介します。
碁石茶の製法は,1.茶摘み→2.蒸す→3.寝かす→4.漬け込む→5.断つ→6.乾す→7.俵詰めという工程で作られます。莚(むしろ)の中で好気性カビによって発酵させる(寝かす)作業と,漬け桶の中で嫌気性バクテリアによって発酵させる漬けこみ作業がポイントとなっています。つまり,強制発酵を2種類もするわけです。
■碁石茶のふるさと
碁石茶は、漬け込む前にカビ発酵させる必要があることから、阿波番茶よりも製法は複雑です。
この碁石茶のルーツをたどると、中国雲南省に住む少数民族の布郎(プーラン)族が作っていた酸茶があります。この酸茶は、カビを発生させた後に、竹筒に入れて土中に埋め、嫌気性発行をさせるものです。この酸茶と碁石茶との製法は原理的には同じです。したがって碁石茶のふるさとは、ミヤンマーをも含めた中国雲南省西双版納付近と推定することが出来ます。
大豊の碁石茶を生産している大豊町碁石茶生産組合がこの度法人化し大豊町碁石茶協同組合になりました。
その設立報告及び祝賀会が某ホテルにて開かれました。5月14日は語呂合わせで514(ごいし)と言う事もありこの日を碁石茶の日としました。
生産者の想いや美味しい飲み方など碁石茶の事を少しでも知って頂けたら想いで
大豊町碁石茶生産組合が製作してます
栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" に関するページ
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