三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

自衛隊の部隊運用が変わる!

2005年06月23日 06時05分51秒 | Weblog
 昨日、40名近い県議の仲間と、久居にある陸上自衛隊第33普通科連隊を見学に行きました。県議会議員が大挙して勉強に行くということで、自衛隊の対応もきわめて丁寧で、相当な気配りをしていただいたと感謝しております。
 三重地方連絡部鈴木部長より、自衛隊の概略の説明、連隊長より、久居駐屯地の説明、ついこの間まで、イラクに行っておられた佐藤氏より、イラクでの活動の状況などの話があり、それぞれ興味深いものでありました。
 とりわけ関心を引いたことは、自衛隊の運用が来年度から変わるということです。いままでの自衛隊は防衛庁長官の下にそれぞれ陸、海、空の3幕僚長が独立して存在し、いわば、縦割りで、自衛隊の部隊運用、作戦行動がなされてきたが、来年度からは防衛庁長官の下に、統合幕僚長を置き、その下で、それぞれの幕僚長の補佐を得ながら、3自衛隊の運用を一元的に横割りで図っていくとのことである。
 軍隊の運用は戦争という最も過酷、かつ極限の状態のなかで、いかに効率よく、成果を挙げていくかが求められており、その成否は一国の運命すら左右することである。それだけに組織の運用が極めて重要であることは論を待たない。
 県の組織をみれば、ややもすると国の縦割りの流れを受けて、それぞれの部局の横の意思疎通に欠けるきらいがあるのではないか?知事が防衛庁長官ならば、統合幕僚長の役割は誰がするのか?そもそも一元的に県庁全体を横割りで運用する重要性を認識しているのか?など、いろいろ考えさせられました。
 しかし、自衛隊の昼食はあれだけボリュームがあって、364円とは安い!県庁も県議会のランチもこれだけはすぐに見習わなければならいとの思いを新たにしたところです。

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