「北川イズム」ってナニ？「野呂イズム」はドコ？

朝からの雨で予定が変わってしまった昨日、地元クオリティーペーパーを開けてみると、「県人事異動と組織改変」との表題が目に飛び込んできた。そして、その特集記事のど真ん中に大きく「北川シンパの復活」と衝撃的と言うか？刺激的と言うか？いずれにしても、オオッ！ナニが書かれているのか？と思わず視線を釘付けにするオドロオドロシイタイトルが踊っているではないか！これは何はともあれ読まなければと、引き連り込まれるように読んでしまった。
　読んでみると、ナルホドそうであったのか！と改めて十年余県議生活をしている私ですら、知らなかったことが詳細に書かれている。
　まずその一は、野呂県政の初の人事である１６年度では「北川イズムにかぶれた職員は知事室や総務、総合企画などの基幹部署から排除」して、北川前知事が後押しをした？元財務官僚との一騎打ち・・・確かもう一人いたような？・・・であった「知事選のけじめ」をつけたとのこと。フーン、そうだったのか？「優秀な人材を排除」したのは「知事選のけじめ」だったのか！ナゼだろう？ナゼだろう？と思っていたが、コレを読んで初めて合点がいった。選挙と言うものはコワイものだ。
　さらに、読み続けていくと、「政策部次長」の中には「北川氏の講演会」に「私費」で参加した者がいると書かれている。オウ！これは立派な心がけではないか！「公費」ですら勉強しない県職員が多い中で「私費」で勉強に出かけるとは・・・立派、リッパ、さぞかし褒め称えているのだろうと思ったら「北川氏の亡霊」にとらわれている！「盲目的な信奉者」なら「これほど危険なことはない」とボロクソに書かれているではないか！
　そうか！「北川イズム」の「盲目的信奉者」は「危険」なんだ。はじめて知った！私は「盲目的信奉者」ではないが、「北川イズム」を「一定」程度、評価していることはみんな知っている。気を付けないと、あいつは「危険思想の持ち主だ」「主義者」だ！と陰で言われているかもしれない。
　昨夕のＴＶの特集番組で「オウム真理教」の「信者の動向」が取り上げられていたが、この記事を読んでいると「北川イズム」はほとんど「オウム真理教」と同列の扱いになっている。「北川正恭」は「麻原某」と同じか？
　しかし、この「特集記事」で一点抜けているいると思うことは、「北川イズム」はナルホド「危険」なのかもしれない・・・「危険」であればあるほど「魅力」的ではある・・・が、「野呂イズム」は果たしてドウなのか？と言うことである。

　「感性」「新しい時代の公」「文化力」・・・この「野呂イズム」？は「危険」ではないのか？まあ、少なくとも「漢方薬」なので「劇薬」ではない！ことだけは確かである。それと「盲目的信奉者」もいないことも・・・？？？