三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

ビジネスか?福祉か?ナンとか両立する道は・・・???

2007年04月20日 08時07分02秒 | 社会、政治、三重県、議員
一昨日、私の事務所もお世話になっている「事業系ゴミ」を専門に処理されている地元某商店のK社長が訪ねてきた。「前々から一度相談をしようと思っていたが、選挙が終わるのを待って・・・」と専務の息子さんと一緒に事務所のソファーに座られた。
 ナンのご相談か?とお伺いをすると、ソノ会社ではゴミの分別に「障がい」のある方に来ていただいている。とりわけ「精神」の関係のある方に来ていただいており、今後もソノ方向で進めていくつもりであるし、保健所からも「モット、大勢の人を雇って・・・」と要請を受けているが、仕事が少なく期待に応えられない。ついては地元にストックヤードを持っている某大手飲料メーカーの自販機から回収してきた「缶、瓶」の分別の仕事を回してもらえないだろうか?との内容である。
 「その営業所の判断で出来ることか?どうかは判りませんが、早速、話をしてみます」と余り自信はなかったが、イイ話なので交渉する事を引き受けた。
 先約のあった別の会社を訪問した後、その飲料メーカーの営業所にお邪魔をした。なるほど、ストックヤードには大きなビニール袋に入った缶類が山積みされている。
 営業所の所長さんとは時々、雑談を交わす程度のお付き合いであるが、何時ものずうずうしさで「分別の仕事をナンとか回してもらえないか?」とお願いをした。
 しかし、返事は予想通り。本当に申し訳なさそうな顔をしながら「回収、分別はスベテ本社が・・・」そして「今、やっていただいているところはISOも取っている大手で」「イロイロとそのようなお話が来るが、スベテお断りをしている」とマニュアル通りのような回答が返ってきた。

 確かにビジネスの観点からは「ISO]も持っている大手に任せた方が、安心だしコストもヒョッとすると安いかもしれない。しかし、「障害者雇用」などの点から考えるとKさんのように地道に目立たないかも知れないが、頑張っているところを使ってもらいたいとも思う。
 ビジネスと福祉・・・ナンとか両立する方法は?ヤッパリ、飲料メーカーの本社に乗り込む他ないか???

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