営業一筋・・・こんな手もあったのか？？？

　昨日の午前中は名古屋市内の企業廻り。エッ？愛知の知事選の応援かって？それもありますが、どちらかと言えば私自身の選挙に向けて「私の後援会」のリーフレットと入会申込書を持って知り合いの企業にお願いに廻ったのである。
　昔からよく知っている某機械メーカーの社長を尋ねると「丁度、今、出陣式から帰ってきたところ・・・」と愛想良く迎えてくれた。出されたお茶を飲みのみよくお話を伺うと、どうも現職の出陣式に行っていたようである。
　「出陣式はどうでしたか？」と聞くと「営業ですから・・・」との答え。どうも選挙の応援と言うよりは国会議員や県会議員に「チャンと来てますよ！」「チャンと応援してますよ！」と会社の姿勢を見せるために行って来た様である。
　「出陣式は早く終わったんですか？」とまだ１０時過ぎと言うのに在社されているのが不思議なのでお伺いすると「出陣式はどうでもいいんです」「始まる前１時間が大事なんですよ」と言う。
　ナンでも始まる前早くから会場にいて、順番にくる来賓や政党幹部に挨拶をして、出陣式が始まるころには後からソッと出て帰ってくるのだそうである。
　ウーン！ソコまで割り切れればソレはそれで立派である。思わず感心をしてしまった。

　この会社がココまで大きくなったのは、この「営業一筋」の徹底さ、「営業努力」の成果なのか？改めて考えてしまった。
　でも、オズオズと差し出した「後援会申込書」の束をいとも簡単に「イイですよ！今月中にまとめて返送しますから・・・」と引き受けてくれたのは有難いが、ヒョットするとコレも営業の一環では・・・？？？