三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

浅野史郎前宮城県知事に会ってきました!

2006年09月15日 06時06分14秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は朝、ホテルを出て、宮城県社会福祉協議会へ。実はそこの会長さんが改革派知事として全国に勇名を馳せたアノ前宮城県知事浅野史郎さんなのであります。
 県庁のすぐ真横にある社協が入っているビルは三重県のそれよりも数段、立派である。「社協にきてください」「9時から10時までの1時間しか会えませんよ!」と念を押されての面談である。
 社協の会長室が本日の会場。サホド広くない会長室に補助椅子まで並べてあるので、ギュギュウ詰め。正面にデンと据えられた机の上には、本県の議長の机の上にあったのと同じような「浅野史郎」と書かれた大きな名札が鎮座している。
 「サア、どうぞ前の方に・・・」と出迎えてくれたのは、TVなどで今や売れっ子コメンテーターとなっている「浅野史郎」その人である。
 名刺交換をした後、早速に「限られた時間ですので・・・」「ナンでも質問してください」と浅野氏が口火を切った。ソレジャアお言葉に甘えてと、N委員長、T議員など、我が三重県議会が誇る若手の論客?が「現在の県政に対する評価」とか「三位一体改革」などへの意見を求めた。
 喋るしゃべる。コチラが1分質問をすると、10分くらい早口で答弁がかえってくる。しかも、講演慣れをしているのか、適度に笑いやリップサービスをまじえながら、なかなかの役者振りである。
 私が「警察の報償費」について質問をすると、待ってましたとばかり、機関銃のように言葉がつづく。北海道警、高知県警などの例を挙げ、宮城県警の「報償費」なる「闇」とそのときの議会の対応について雄弁に語った。
 全体の議論で特に感じたことは浅野氏の議会に対する期待度の大きさである。知事を辞めたから言えるのかもしれませんし、私どもへのリップサービスかもしれませんが、「議員提案条例」の大切さや「予算」に対する議会の関与の重要性など、一度、ゼヒ、我が野呂知事に聞かせたいと思わず考えてしまうような内容の話が続いた。
 
 あっと言う間の1時間であった。まだまだマニフェストとか二元代表制などにつて、意見を聞きたかったが、タイムアウト!「それじゃあ・・・」と言い残して浅野氏は会長室を出て行った。ナゼかしら、私どもが見送った。
 また、機会があれば、この続きの議論をと・・・満足感と心残りの気持ちが入り混じった「浅野氏との面談」であった。しかし、まあ、この知事を相手にしていた「宮城県議会」は大変だったろうなあ???