三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

民主党東海道州制議連が発足!果たして、この後の議論は??

2006年09月10日 09時17分18秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の午後、名古屋のホテルにおいて、東海4県(三重、愛知、岐阜、静岡)の民主党系県議の間で前々から議論をしてきた「民主党東海道州制議連」なるものの発会式があり、発起人の一人として参加をした。
 この「議連」は愛知県議員団がナカナカ熱心で、ぜひ早期に立ち上げたいと話を持ちかけてきていたが、各県に相当な熱意と言うか?考え方の差があり、当初案にあった「強力に推進」などと言う文言を削除した上で、「住民の近い距離で自治を行なう視点から論議」とか「真の地方主権」などの文言を付け加えての船出となった次第である。
 会長には愛知県議員団長のK議員、副会長には他の3県の代表がそれぞれ就任。事務局長には、この「議連」作りを熱心に推進してきた愛知県のM議員と決まった。
 当面の活動は来春に県議選を控えていることもあり、各県内での勉強会や研修活動に力点をおいていくが、中央での動きも睨みながら、臨機応変に活動していくことが確認された。
 設立総会の後は名城大学の昇教授による講演。この昇教授はかって三重県にも財政課長として着任をされていたとのことであるが、私は初めてお目にかかる方である。
 しかし、お話を伺って本当に参考になった。教授は強力推進派であるが、結論はともあれ、「従来の枠組みでは、このグローバルな時代、地域が生き残っていくのは困難」とか「ヨーロッパのシティ・リージョンに学べ」などの論はナカナカ面白く、これからの地域社会を考えていく上で、避けて通れない課題でるのは確かであると確信したところです。

 自民党の総裁選が始まり、三候補者とも「道州制」は推進すべきとの主張のようであるが、どの大きさ、どのような地域のあり方が、そこに住む人にとって一番幸せか?との視点がかけているように思います。
 知事にも「道州制」に関しては独自のお考えがおありのようですので、このあたりも代表質問で聞いてみるか???