モンブラン

2009年10月14日 | 新作情報
たくさんの栗が手に入りました。
      ので、
いつもは経理を担当してくれている三田風月堂の影の立役者、母の出番です。
なんとなくの流れで、栗の渋皮煮は 毎年店主と母が共同で作っております。

こっくり どっしり。
大きくてやわらかく、しあわせいっぱいの甘みを持った旬の栗に
和栗のクリーム。
バターの香るカスタードクリームやほんわりスポンジ。
サクサクのビスキュイ。ひとつのケーキからたくさんの食感や香り、おいしさを見つけることができる
これぞ、おいしい秋み~つけた!な逸品です。
¥378(360)

三田風月堂

2009年10月14日 | 日記
新作の撮影をしようと、店内を見渡したり縁側に上がったり。
で、ふと目に入った一枚の額。昔の三田風月堂の写真です。

祖父の志を継ぎ、姉妹でこのお店をやりはじめて5年。
それまでは祖父が手焼きの『千代田せんべい』と『高峰饅頭』など、
和菓子を作って売っておりました。
(今でも和菓子は引き続き焼いているのですが、洋菓子との両立のため少量ずつしか作ることができず、
 おみやげ物につかってくださる地元のお客様にはご迷惑をお掛けしております・・)

あと、旧三田風月堂で売っていたのはこどもに大人気の駄菓子!
それにシャンプーや洗剤などの日用品、夏には花火なんかも売ってました。
マッチ、お線香に お面やおもちゃ、子供用の車なんかもありました。
バナナ饅頭というバナナ風味のかた焼き饅頭や 小さなヒーターに新聞紙を敷いて焼く とら焼きなんかもあったなー。

駄菓子のこども騙しな甘い匂いや お線香の香り、古びたお店のにおい、
そして毎日ただよう香ばしくおいしい和菓子の香り。
私のとってその全ては、大好きだったおじいちゃんおばあちゃんの香りであり、
幼少期の特別な思い出の香りです。

この写真はおじいちゃんが亡くなって、いったんお店を閉めてしまったときの写真なので
カーテンが閉められてお店の感じがあまり分かりませんが、
カーテンの奥には駄菓子棚が並び、所狭しと並ぶお菓子。
その奥には小さな机にレジが置かれて のんびりとした昼下がり、
その机には仕込みを終えた祖父が白いランニングシャツに薄汚れたズボンを履いて
時にうちわをパタパタさせながら座っております。

祖母はと言えば、、今と変わらずシャキっと立って、せっせと接客して笑っております。

おいしい おかしは

2009年10月14日 | SWEETS
おいしい色をまぜ合わせてできるようです。


黄色や黒糖色の美味しそうなバターや粉類を

泡立てたり、ざっくり混ぜたり。

オーブンに入れたら ふんわりただよう いい香り。

秋の透き通る空気に乗って 大好きな人たちに届けばいいなぁ

おいしい香りをたっぷり吸い込んで

さて、仕上げです。


下の“フィグ”に つづく・・

フィグ

2009年10月14日 | 新作情報

旬のいちぢくを風味良く煮つめまして
さきほどの美味しそうな材料をまぜまして
ふんわりこんがり~待つこと数十分。

香ばしく甘いフレーバーと共にできあがりました。

いちぢくのカップケーキ。 名前は“フィグ”
深みのある美味しさです。
¥189(tax in)