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見習い牛

2011年06月04日 | 花田植
いよいよ!
明日は壬生の花田植です。
遠くに住む親族がやってきたり、
たくさんの人達が設営作業に専念していたり、
町中がそわそわワクワクしていて、それだけで楽しいです。

ところで、今年始めてのことなのですが
明日は“見習いの飾り牛”が三田風月堂前、
教得寺の駐車場で研修?の予定。
この見習い牛は来年“道ゆきデビュー”とのことです。
神社に行かなくても牛と戯れることができるかも?!

ちなみにその見習い牛、よく鳴く子ということです。
やんちゃな子なのかしら?と、想像を膨らませるのも嗚吁愉快。
教得寺駐車場では、もはやいつでも牛をウェルカムできるよう
ほし草とレッドカーペットでお待ちしてます。


明日が今日くらい晴れますように~!

6月6日~

2010年06月04日 | 花田植
待ちに待った壬生の花田植。

迫ってきてます!なんだか商店街がそわそわ、わくわく。

で、店主がそわそわの波に乗って、壬生MAPを描きました。

なかなかの出来。

年をおうごとにどんどん楽しいMAPになるんだろうな~と思いながら色を塗りました。


当日、結構お役立ちしますので、花田植観光をお考えの方は是非うちにお立ち寄りください。無料配布いたしております。

なにぶん手書きの地図なので、この地図をうちにご持参いただけたら、詳しく地図説明もいたしますよ。

さ、明日も仕込むぞー!団子作るぞー!!

花田植えの日は、朝10時ごろにはお店開けますよ~。


P.S.ちなみに。
この地図をよくごらんいただけたらわかりますが、
味噌やしょうゆ、豆腐にちょうちんe.t.c..
昔ながらの商店が今でもしっかり頑張っていて、
壬生商店街のスーパー かがわストアに立ち寄ったりすると
そういった商品が色々買えたりも出来ます。
(千代田の日本酒もあります。千代田のお酒といえば“老亀”や“八重の露”が有名ですね。
 もう少し足をのばせば、鍛冶屋さんや国指定重要文化財の古保利薬師なんかもあったり。
 千代田は芸術と文化の宝庫なのです。遠方からの熱烈ファンも結構いらっしゃいます。)

うちの和洋菓子ももちろんのことですが、千代田の食は水と素材の恵みもあり
どれも素晴らしく美味です。
胸を張ってオススメしたいものばかりなので、この機会に 是非探索してみてくださいね。

2009年6月7日(日)タイムスケジュールです。

2009年06月06日 | 花田植
《日本一の田植えまつり》
花田植と無形文化財合同まつり
● 2009年6月7日(日)●

《開発センター》(全席自由席)
9:00開場 10:00開演
山王神楽団(千代田)鈴鹿山
長尾組神楽団(芸北)天神
西宗神楽団(豊平)桃太郎伝説
山王神楽団(千代田)八岐大蛇
[入場料]前売1200円 当日1500円
※ 小中学生は500円(当日のみ)小学生未満は無料
(月一の舞い神楽実行委員会)

終了予定時刻は13:00なので、引き続き花田植をご覧いただけます。


《壬生商店街》
● 道行き
11:30~ 壬生小子ども田楽 ← とてもかわいらしい子ども達が頑張ります!

12:20~ 本地花笠おどり ← 素晴らしく優美で美しいです。(お城に潜入する男たちが扮した壬生版女形の舞い)

12:20 田植え本会場にて、壬生小 金管バンド演奏お披露目

12:30 田植え本会場にて、子ども田楽お披露目

12:40~ 飾り牛(壬生神社出発) ←午前中より飾られる牛達。熱気に満ちた壬生神社も本当に見ものです!!!

13:00~ 壬生田楽団(高峰会館出発) ←いよいよ本番間近!

13:00~ 川東田楽団(壬生小学校出発)

● 14:00~ いよいよ花田植大公開
華やかな牛達、昔ながらの歌声と、素晴らしい花田植の舞いをお楽しみください


                     時間に多少変動あり


ちなみに、前日から千代田入りされる皆様へ。
この時期 夜には ほわんときれいに光る蛍が見られます。
薬師公園や、土手沿い、住宅街の小川など、水の近くで見ることができます。
よかったら夜の散歩に、楽しんでみてはいかがでしょうか。夜なので お気をつけてご覧くださいね。

壬生の大花田植

2009年06月03日 | 花田植
きたる週末、6月7日(日曜日)に開催される

「壬生の大花田植」

今年は世界無形文化遺産ユネスコ推薦が決定している、
何をかくそう、北広島町が誇る国指定重要無形民族文化財なのです。

そのワリには・・といってはたいへん失礼なのですが、知名度が低く、
そして同日に行われるイベントやお祭りに霞んで影が薄くなりつつあるお祭りであることも否めないのがこのところの現実。

とはいえ、もともとはこの地に住んでいなかった私達姉妹ですが、
毎年このお祭りだけは欠かすことなく見に来ていた、というほど素晴らしいお祭りです。

※この祭りは出店が並んで、街をだらだら散歩する・・というタイプのお祭りではなく、
 もともと陰陽を結ぶ中心地として栄えていた壬生商店街周辺に華やかに飾られた牛や早乙女、
 花笠に身を包んだ人たちの行列が練り歩き、時に華やかに舞う、見ごたえのあるお祭りなのです。

規模縮小気味のこのお祭りに当日早乙女として参加!!という協力は、お店を切り盛りしなくてはいけない手前できませんが、
世界無形文化遺産に推薦された今年を皮切りに、なんとしても盛り返したい、
あの優美で華やかな「大花田植」を復活させ、広島の代表的祭として誇るべきものと認知していただきたくっっ!!

北広島町作成の資料をもとに、簡単なナビを作りました~

良かったらお読みになられまして~

  良かったら一度遊びにいらしてくださいませ~♪


三田風月堂も当日はお祭仕様で張り切ります。
お隣の山尾永寿堂さんは今年もオサレ喫茶をされますよ~。



(※ なにぶん、時間の都合により粗悪な写真しかご用意できず申し訳ござません

花田植のいわれ

2009年06月03日 | 花田植
 稲は収穫量も多く、毎年続けて栽培することができるなど、たいへん優れた作物とされています。
しかしながら、難点は農繁期(のうはんき)と農閑期(のうかんき)があることで、田植えと稲刈りの時期には過重な労働を集中的に行わなくてはなりません。
このため田植歌が工夫され、歌に合わせて田植えをして作業の能率を上げました。
 この苦しい作業田植えの最後に、地域の有力者が主催して、一番大きな田で賑やかに囃(はや)しながらハレの田植えをしたのが「囃し田(はやしだ)」で、
その華やかさから花田植とも呼ばれるようになりました。
この地方の花田植は中世にまでさかのぼるものと考えられています。
 明治から大正にかけて、花田植は一時途絶えそうになりました。
農作業の近代化が強力に推し進められ、賑やかに歌を歌う田植えは時代錯誤と考えられたのです。
ハレの田植えとしての花田植が復活するのは昭和初期のことです。
 花田植は、稲作を行ってきた日本人の生活の有様をよく示す行事といえます。
昭和51年、川東(かわひがし)・壬生(みぶ)両 田楽団から成る壬生の花田植が国の重要無形民俗文化財として指定をうけ、このたびユネスコに世界無形文化遺産として推薦されることが決定しました。

近年少しずつ規模が縮小傾向にある壬生の花田植ですが、
このお祭こそ、粋で穴場!広島県民で守るべきお祭ではなかろうか、と強く思うお祭りなのです。(y)


田植え歌

2009年06月03日 | 花田植
田植え歌は四万八声(よまんはっせい)もあるといわれ、
大きく朝歌・昼歌・晩歌にわかれています。一日のうちに同じ歌を2回出すのはたいへん恥ずかしいこととされ、
もしも同じ歌が出たら、サンバイさんだけ残して、他の者は田から上がって帰ってしまっても良い、という決まりまであったといいます。

飾り牛

2009年06月03日 | 花田植
牛による代掻き(しろかき)の掻き方には決まりがあり、
「鶴の巣ごもり」や「天の三ツ星」など複雑な代(しろ)がかかれました。
多くの牛を従えるオモウジ(先頭の牛)となるのはたいへん名誉なこととされています。
晴雨に関わらずミノを着けるのは神様を迎えるためです。

サンバイ

2009年06月03日 | 花田植
サンバイは花田植全体の指揮を取る責任者です。
作業の進行状況や早乙女さんの疲れなどに配慮しながら、緩急(かんきゅう)をつけて田植え歌を歌い出します。
手に持つササラは煤竹(すすだけ)を割ったもので、陰陽・男女をあらわしています。

早乙女(さおとめ)

2009年06月03日 | 花田植
「サ」は田の神様に関係のある言葉と考えられています。
田植えに先立って咲く花が桜(サクラ)、
田植えをする月は皐月(サツキ)、
植える苗は早苗(サナエ)、
植える人が早乙女(サオトメ)、
指揮を取る人は参杯(サンバイ)、
田植えが終わった祝いがサブナリ、
全てに「サ」がついています。

囃し(はやし)

2009年06月03日 | 花田植
囃しは大太鼓・小太鼓・手打がね・笛があります。
サンバイの擦るササラにあわせて、時にはバチを宙に投げ上げたり、
状態を前後左右にくねらせたりしながら、にぎやかに囃していきます。
早乙女よりはやしの人数の方が多くなることもしばしばでした。