浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-08-21 00:19:28 | 明来闇去

添付のお写真は「モーセの御足を慕って」の恩師「長尾弘」先生の
旅でエジプトからシナイ半島を渡りヨルダンに入って
モーセの終焉の地「ネボ山」に建立されているモーセの
教会を見学して後、カイロ国際空港へバスで移動していた時、
バスの車窓より天空にご覧のようなアラビア語を
この旅に同行されていた学びの友が見られ、
カメラに収められました。
意味は「何かが出現する」との意味だそうです。
お写真は恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」
にも紹介されています。(261ページ)


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
    
           第五、 彼岸に至る道の章 

           10、学生トーディヤの質問


1088、トーディヤさんがたずねた、
     「諸々の欲望のとどまることなく、
     もはや妄執が存在せず、
     諸々の疑惑を超えた人、
     ―――かれはどのような解脱をもとめたら
     よろしいのですか?」

1089、師(ブッダ)は答えた、
     「トーディヤよ。諸々の欲望のとどまることなく、
     もはや妄執が存在せず、諸々の疑惑を超えた人、
     ―――かれには別に解脱は存在しない。」

1090、「かれは願いのない人なのでしょうか?
     あるいは何かを希望しているのでしょうか?
     かれは智慧があるのでしょうか?
     あるいは智慧を得ようとはからいを
     する人なのでしょうか?
     シャカ族の方よ。
     かれが聖者であることをわたくしが知り得るように、
     そのことをわたくしに説明してください。
     あまねく見る方よ。」