浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2019-10-30 23:43:01 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 
              第二 小なる章 

                 八、船

319、あたかも人が水かさが多く流れの疾い河に入ったならば、
    かれは流れに運ばれ、
    流れに沿って過ぎ去るようなものである。
    かれはどうして他人を渡すことができるであろうか。

320、それと同じく、真理(理法)を弁え知らず、
    学識の深い人にことがらの意義を聞かないならば、
    みずから知らず、疑いを超えていない人が、
    どうして他人の心を動かすことができるであろうか。

321、堅牢な船に乗って、櫂と舵とを具えているならば、
    操縦法を知った巧みな経験者は、
    他の多くの人々をそれに乗せて渡すように、



明来闇去

2019-10-29 23:42:26 | 明来闇去

添付のお写真は恩師「長尾弘」先生が色紙を書かれているところです。
多くの方が恩師の色紙を要望されますので、いつも沢山の色紙を書かれますが、
いつも最後の色紙には「忘己利他」と四文字熟語を書かれます。
この四文字熟語は「もうこりた」と読み、その意味は己を忘れて他の利益のために
尽くすと言うことだそうです。沢山書かれますから、腕が疲れて「もう懲りた」との
意味の掛け合いもしています。
「忘己他利」は天台宗の教祖最澄さんのお言葉と聞いております。
己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
              第二 小なる章 

                 八、船

316、ひとがもしも他人から習って理法を知るならば、
    その人を救うことは、あたかも神々インドラ神
    (帝釈天)を敬うがごとくに
    なすべきである。
    学識の深いその(師)は、尊敬されれば、
    その人に対して心からよろこんで、
    真理を顕示する。

317、思慮ある人は、そのことを理解し傾聴して、
    理法にしたがった教えを順次に実践し、
    このような人に親しんで怠ることがないならば、
    識者・弁えを知る者・聡明なる者となる。

318、未だことがらを理解せず、嫉妬心のある、
    くだらぬ人・愚者に親しみつかえるならば、
    ここで真理(理法)を弁え知ることもなく、
    疑いを超えないで、死に至る。


明来闇去

2019-10-28 23:32:09 | 明来闇去

添付のお写真は舞台上で多くの方が恩師「長尾弘」先生の癒しを
受けているところですが、ご覧のように恩師も癒されている方たちも
神の光に包まれています。
これで悪いところが癒されない筈がないですよね。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

315、王族も、梵天の親族(バラモン)も、
    並びに種姓(の制度)によって守られている他の人々も、
    生まれを誇る論議を捨てて、欲望に支配されるに至った、と。

このように説かれたときに、大富豪であったバラモンたちは、
師にいった、「すばらしいことです!ゴータマ(ブッダ)さま。
すばらしいことです!ゴータマさま。
あたかも倒れた者を起こすように、覆われているものを開くように、
方角に迷った者に道を示すように、
あるいは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう』といって
暗闇の中で灯火をかかげるように、
ゴータマさまは種々のしかたで理法を明らかにされた。
ここで、われらはゴータマさまに帰依したてまつる。
また真理と修行僧のつどいに帰依したてまつる。
ゴータマさまは、われらを在俗信者として、受け入れてください。
今日から命の続く限り帰依いたします。」



明来闇去

2019-10-27 23:49:22 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 
                第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

312、このように(殺害の)武器を不法に下すことは、
    昔から行われて、今に伝わったという。
    何ら害のない(牛が)殺される。
    祭祀を行う人は理法に背いているのである。

313、このように
    昔からのこのつまらぬ習俗は、識者の非難するものである。
    人はこのようなことを見るごとに、祭祀実行者を非難する。

314、このように法が廃れたときに、
    隷民(シュードラ)と庶民(ヴァイシャ)との両者が分裂し、
    また諸々の王族がひろく分裂して仲たがいし、
    妻はその夫を蔑むようになった。



明来闇去

2019-10-26 23:59:09 | 明来闇去

添付のお写真はご講演中の恩師「長尾弘」先生です。
この時、恩師のお顔、み手、着衣、垂れ幕の字句等が
ご覧のように黄金色に変わりました。
その時の様子を学びの友の方がカメラに収められたものです。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

309、牛は、脚を以っても、角を以っても、
    何によっても決して(他のものを)害うことがなくて、
    羊に等しく柔和で、瓶をみたすほど乳を搾らせてくれる。
    しかるに王は、角をとらえて、
    刃を以ってこれを屠(ほふ)らせた。

310、刃が牛に落ちるや、
    そのとき神々と祖霊と帝釈天と阿修羅と
    羅刹(らせつ)たちは、
    「不法なことだ!」と叫んだ。

311、昔は、欲と飢えと老いるという三つの病が
    あっただけであった。
    ところが諸々の家畜を祀りのために殺したので、
    九十八種の病が起こった。



明来闇去

2019-10-25 23:52:44 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

306、そこでかれらは財を得たのであるが、
    さらにそれを蓄積することを願った。
    かれらは欲に溺れて、さらに欲念が増長した。
    そこでかれらはヴェーダの呪文を編纂して、
    再び王に近づいた。

307、「水と地と黄金と財と穀物とが生命ある人々の
    用具であるように、
    牛は人々の用具である。
    祭祀を行いなさい。
    あなたの富は多い。
    祭祀を行いなさい。
    あなたの財産は多い。」

308、そこで戦車兵の主である王は、
    バラモンたちに勧められて、
    幾百千の多くの牛を犠牲のために屠(ほふ)らせた。



明来闇去

2019-10-24 23:56:39 | 明来闇去

添付のお写真は恩師「長尾弘」先生が中国の黄山を登山された時に
カメラに撮られたものですが、ご覧のように恩師の左胸のあたりに
十字の光が見えます。

また、この黄山では雨雲のために景色が殆ど見えなくて、
恩師が手にしておられた登山用の木の杖を
天に高く上げられ”開け!”と叫ばれたら一瞬にして
その雨雲が払われて、山水画に出てくるような、
あるいはそれ以上のとても綺麗な自然(神)が作り出した
山水画の景色を見ることができたそうです。

この光景を見られた同行者の方の言われることには
あたかも天狗が大きな団扇で雨雲をバーッと払ったように
見えたそうです。

恩師が後日の講演会でそのようにお話しされておられました。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

303、そこで戦車兵の主である王は、
    バラモンたちに勧められて、
    ―――馬の祀り、人間の祀り、擲棒(なげぼう)の祀り、
    ヴァージャペッヤの祀り、誰にでも供養する祀り、
    ―――これらの祀りを行って、バラモンたちに財を与えた。

304、牛、臥具、衣服、盛装化粧した女人、
    またよく造られた駿馬に牽かせる車、
    美しく彩られた縫物―――、

305、部分ごとに区画されている美事な邸宅に種々の穀物をみたして、
    (これらの)財をバラモンたちに与えた。



明来闇去

2019-10-23 23:19:22 | 明来闇去

添付のお写真は日展(日本書道展)にて最優秀奨励賞を授与されたご自身
(雅号は弘斎)の作品「明来闇去」と共に浄心庵「心の道場」での
恩師「長尾弘」先生です。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

  
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

300、また駿馬に牽かせた立派な車、
    美しく彩られた縫物、種々に区画され部分ごとに
    ほど良くつくられた邸宅や住居を見て、
       
301、バラモンたちは、牛の群れが栄え、
    美女の群れを擁するすばらしい人間の享楽を
    得たいと熱望した。
   
302、そこでかれらはヴェーダの呪文を編纂して、
    かの甘蔗王(かんしょおう)のもとに赴いていった、
    「あなたは財宝も穀物も豊かである。
    祭祀を行いなさい。
    あなたの富は多い。
    祭祀を行いなさい。
    あなたの財産は多い。」

明来闇去

2019-10-22 23:41:03 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

297 それら(牛から生じた薬)は食料となり、気力を与え、
    皮膚に光沢(つや)を与え、また楽しませてくれる。
    (牛に)このような利益のあることを知って、
    かれらは決して牛を殺さなかった。

298、バラモンたちは、手足が優美で、身体が大きく、
    容色端麗で、名声あり、自分のつとめに従って、
    為すべきことをし、為してはならぬことは為さない
    ということに熱心に努力した。
    かれらが世の中にいた間は、この世の人々は栄えて
    幸福であった。

299、しかるにかれらに誤まった見解が起った。
    次第に王者の栄華と化粧盛装した女人を
    見るにしたがって、



明来闇去

2019-10-21 23:35:25 | 明来闇去

添付のお写真は恩師のご講演中のものを学びの友の方が
カメラに収めたものですが、御覧のように恩師が
幽体離脱(肉体離脱)をされています。

被写体全部が移動していますと、
カメラのブレと思われる方もおありかと
思いますが、御覧のように恩師の前の
演台は少しもブレていません。

このお写真について、恩師ご自身が後のご講演で
幽体離脱であることを説明されておられました。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

  
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

294 この世における聡明な性(たち)の或る人々は、
    かれの行いにないつつ、
    不妊と戒律と耐え忍びとをほめたたえた。

295、米と臥具と衣服とバターと油を乞い、
    法に従って集め、それのよって祭祀をととのえ行った。
    かれらは、祭祀を行うときにも、
    決して牛を殺さなかった。
      
296、母や父や兄弟や、また他の親族のように、
    牛はわれらの最上の友である。
    牛からは薬が生ずる。



明来闇去

2019-10-20 00:04:08 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

291(同棲して楽しんだのではあるけれども)、
    バラモンたちは、(妻に近づき得る)時を除いて、
    月経のために遠ざかったときは、
    その間は決して婬欲の交わりを行わなかった。

292、かれらは、不婬の行と戒律と正直と温順と苦行と
    不傷害と耐え忍びとをほめたたえられた。

293、かれらのうちで勇猛堅固であった最上のバラモンは、
    実に婬欲の交わりを夢に見ることさえもなかった。



明来闇去

2019-10-18 23:27:00 | 明来闇去

添付のお写真は恩師「長尾弘」先生の御講演中を学びの友の方が
カメラに収めたものですが、お写真を現像されますと
ご覧のように光だけの映像となっていました。

後のご講演会で恩師ご自身がこのお写真を示しながら
仰っておられましたが、これは私の涅槃像ですね、
持っていると、きっと良いことがありますよ、と・・・

恩師のご著書「心理を求める愚か者の独り言」の挿絵と
しても紹介されています。

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

288、バラモンたちは法によって守られていたので、
    かれらを殺してはならず、うち勝ってもならなかった。
    かれらが家々の戸口に立つのを、
    なんびとも決して妨げなかった。

289、かれら昔のバラモンたちは四十八年間、
    童貞の清浄行を行った。
    知と行とを求めていたのである。

290、バラモンたちは他の(カーストの)女を
    娶(めと)らなかった。
    かれらはまたその妻を買うこともなかった。
    ただ相愛して同棲し、相和合して楽しんでいたのであった。



明来闇去

2019-10-18 02:02:17 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

285、バラモンたちには家畜もまかったし、黄金もなかった。
    しかしかれらはヴェーダ読誦を財宝ともなし、
    穀物ともなし、
    ブラフマンを倉として守っていた。

286、かれらのために調理せられ家の戸口に置かれた食物、
    すなわち信仰心をこめて調理せられた食物、を求める
    (バラモンたち)に与えようと、
    かれら(信徒)は考えていた。

287、豊かに栄えていた地方や国々の人々は、
    種々に美しく染めた衣服や伏床や住居をささげて、
    バラモンたちに敬礼した。


明来闇去

2019-10-17 01:42:28 | 明来闇去

お写真は宮崎講演会の時に現れた不思議現象です。
御覧のように「長尾弘先生御講演会」と
書かれた後ろの垂れ幕、舞台全体、
恩師「長尾弘」先生ご自身が白い光に
包まれています。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

 
                     第二 小なる章 

                  六、 理法にかなった行い

283、みずからは清き者となり、
    互いに思いやりをもって、清らかな人々と共に住むようにせよ。
    そこで、聡明な者どもが、ともに仲良くして、
    苦悩を修滅せしめるであろう。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
   
              第二 小なる章 

           七、 バラモンにふさわしいこと、

わたくしが聞いたところによると、
―――あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、
(孤独な人々に食を給する長者)の園におられた。
そのときヨーサラ国に住む、多くの、大富豪であるバラモンたち
―――かれらは老いて、年長け、老いぼれて、年を重ね、
老齢に達していたが
―――は師のおられるところに近づいた。
そうして師と会釈した。

喜ばしい思い出に関する挨拶のことばを交わしたのち、
かれらは傍らに坐した。
そこで大富豪であるバラモンたちは師に言った、
「ゴータマ(ブッダ)さま。
そもそも今のバラモンは
昔のバラモンたちの定めにしたがっているでしょうか?」
〔師は答えた〕、「バラモンたちよ。
今のバラモンたちの守ったバラモンの法に従ってはいない。」
「では、ゴータマさまは、
昔のバラモンたちの守ったバラモンの法をわれらに話してください。
―――もしもゴーダマさまにお差支えがなければ。」
「では、バラモンたちよ、お聞きなさい、よく注意なさい。
わたくしは話してあげましょう。」「どうぞ」と、
大富豪であるバラモンたちは、師に答えた。
師は次のことを告げた。―――

284、昔の仙人たちは自己をつつしむ苦行者であった。
    かれらは五種の欲望の対象をすてて、
    自己の(真実の)理想を行った。


明来闇去

2019-10-15 23:44:04 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

  
              第二 小なる章 

           六、 理法にかなった行い

280、修行僧らよ。
    このような出家修行僧を、実は、〈家にたよっている人、
    邪な欲望あり、邪な思いあり、邪な行いをなし、
    悪いところにいる人〉であると知れ。

281、汝らはすべて一致協力して、かれを斥けよ。
    籾殻を吹き払え。
    屑を取り除け。

282、次いで、実は〈道の人〉であると思いなしている籾殻どもを
    除き去れ。
    ―――悪を欲し、悪い行いをなし、
    悪いところにいるかれらを吹き払って。